2 実に多彩な画風を持った児玉希望だ。僕の率直な印象。油彩画、抽象画、仏画、水墨画で描いた欧州、これらはいずれも好きになれない。しかし水墨画、日本画は素晴らしいネ。暖色系よりも、寒色系の作品の方が好み。特に松葉緑青の色使いが素晴らしく、強く印象に残った。
2018年11月20日(火)数日前NHKニュースで、日本画家児玉希望の生誕120年展の事を知った。初めて聞く名前、児玉希望。作風をいろいろと挑戦した画家のようだ。日本画、水墨画、油彩画、抽象画、仏画と。興味がわいた。 思い立ったら吉日とばかりに、北茨城市の岡倉天心美術館に向かった。普段車ばかりで移動している僕だが、ひとりと云う事もあって、バスや列車で行く事にした。