2018年7月27日(金) たまたま観光案内所で知った。今夜も第53回ハイネッケン・ジャサルディア国際ジャズフェスタがこの町で有ることを。・・で、とにかく行ってみた、早足で。・・・それで? う~ん、どうも僕にはこの音・リズム・・合わない。「前座」の演奏だけで退散。ジャズ会場に行く道中、ウルメア川の木陰で薄汚れたじいさんが、小型犬を連れて、ベンチでバイオリンを力を込めずに奏でていた。お恵み帽子を前に置いて。ジャズ会場に急ぐ僕は、後ろ髪引かれながらも通り過ぎた。・・・失敗だった! ジャズの機械を通して聞こえて来る音よりも、このじいさんの哀愁ある音色の方は遙かに良かったのに! 慌てて引き返した・・・じいさんと小型犬は消えていた・・・寂しくなった。あの音色と旋律を聞きたかった。