数押しゃ撮れる

我が村の左義長は毎年1月15日の朝と決まっていましたが休日法の改正で成人の日が流動的になってから他の行事日程との関係で毎年1月14日の夕方に変更になりました。
今年は、昨日でしたが午前中はまだ雨が降っており左義長がよく燃えたのか知りません。

左義長に点火するのは社守の役目です。本殿の灯明で松明に火を点け左義長まで持って行きます。

【撮影データ】
Canon EOS 7D＋EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2011/01/14 17:14:35
SS1/40 F5.6 ISO2500
露出補正 0

この左義長を建てるのは我々の時は小学生と中学生でした。
竹を取りにいくことから藁などを巻いて建てていくのは全て子供だけです。昔の子供はたくましかったです。鎌にのこぎりを使うことくらい朝飯前です。今の子はすぐに危ないとか何とかで過保護ですね。勿論手を切ったり怪我をしたりしましたよ。それが痛みを知る人生勉強なのです。

それが今や左義長を建てるのは全部大人です。批判はあると思いますが敢えて言いたいですね。子供を過保護にして軟弱化するなと・・・

左義長は燃えやすい竹やわらですから火に勢いが付くと凄く燃え上がります。

【撮影データ】
Canon EOS 7D＋EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2011/01/14 17:17:00
SS1/30 F5.6 ISO1000
露出補正 0

竹の葉が燃えたまま舞い上がります。神様の加護なのか左義長の日は大概風が無く穏やかですね。近くには木もあるし茅葺の社殿もあります。火事になったことが無いですね。勿論、万が一に備え消防団は待機していますが。

【撮影データ】
Canon EOS 7D＋EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2011/01/14 17:17:36
SS1/80 F5.6 ISO1250
露出補正 0

誰かの短冊が火力の勢いでうまく舞い上がりました。
多分願いは叶うでしょう。そして字も上手くなることでしょう。
私が字が下手なのは上手く舞い上がらなかったからなんでしょうね。

【撮影データ】
Canon EOS 7D＋EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2011/01/14 17:21:02
SS1/80 F5.6 ISO3200
露出補正 0

この短冊も上手く舞い上がりそうです。

【撮影データ】
Canon EOS 7D＋EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2011/01/14 17:37:01
SS1/6 F5.6 ISO3200
露出補正 0

死者を弔うような荘厳な写真です。

差義長はどちらかというと神事なので弔うというより祈祷の雰囲気ですがこういう行事がいつまで続けられるかですね。