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Perfect unification of seemingly completely opposite concepts - take-out and omakase

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テイクアウトとおまかせ、一見真逆のコンセプトを見事に融合



ニューヨークを中心に、ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミなどに約20店舗のレストランを展開する『ブルーリボン・レストラン・グループ』。1992年、マンハッタンのSOHO地区に、小さなフレンチ・ブラッセリーを開店して以来、ベーカリー、バー、ボーリング場、テイクアウトのフライド・チキンなど、業態や料理ジャンルを次々に拡大し、今では、“レストラン業界のエンパイア”とまで呼ばれる存在になっている。



中でも寿司は、同グループの中枢を担う存在で、1993年にSOHO地区に『ブルーリボン寿司』を開店以降、居酒屋スタイルを合わせた『ブルーリボン寿司居酒屋』、グリル料理を取り入れた『ブルーリボン寿司バー&グリル』など、寿司分野だけでも、さまざまな業態で7店舗を展開している。どの店も、カジュアルでフレンドリーな雰囲気にあふれ、夜遅くまで開店しているのが特徴だ。



『ブルーリボン寿司バー』は、同グループ寿司部門の中でも、近年力を入れて取りくんでいる革新的な業態だ。テイクアウトの寿司や丼と、カウンターに着席して食べる本格的な寿司という、一見、真逆のふたつのコンセプトを見事に融合させている。一店舗目に金融街の 商業施設『ブルックフィールド・プレイス』内のフードコート『ハドソン・イーツ』 に2014年開店、その成功を受け、2店舗目をロックフェラーセンターの地下コンコースに、約1年前に開店した。



「寿司レストランと変わらないクオリティを、テイクアウトでもリーズナブルに楽しめる」と語るのは、飯盛一貴氏。SOHO地区にある『ブルーリボン寿司』のオリジナル店から、ブルーリボン寿司全店舗の総料理長(Executive Chef)を務めている。



飯盛氏は、料理はもちろんのことだが、店舗設計から接客まで、レストランビジネスに存在するあらゆる業務に精通しているという、ユニークな経歴の持ち主だ。1989年、自身が9歳の時に、料理職人だった父親の転勤に伴い渡米。16歳のころに和食店でアルバイトを始めたことをきっかけに、皿洗い、サーバー、仕込みまで、あらゆる業務を経験した。大学では建築を専攻し、いったんは建築の道を志したものの、飲食業というダイナミックなビジネスに惹かれ、料理人の道を歩むことになる。その後、『Nobu』『牛若丸』『新橋』といった名店で活躍した後、2008年から『ブルーリボン・グループ』で腕を振るっている。



飯盛氏が作る寿司は、伝統を重んじつつも創意工夫に富んだ内容だ。料理職人だった父親譲りの才能や、幼い頃から和食に親しむ機会に恵まれていたことも影響したのだろう。9歳で渡米したこともあって、米国人客の嗜好も、皮膚感覚でよく理解しているのだろう。寿司や丼、弁当、サラダなど、バリエーション豊富かつバランスよく取りそろえたテイクアウト・メニューは秀逸だ。今ではすっかり定着したポケ丼も、ニューヨークで大々的に開始したのは、同店が初めてのことだったという。ベースにはご飯または麺類を選び、8種類用意された具材から2種類トッピングした後に、さらにはふりかけも選ぶことができる。ポケ丼を開始した当初は、魚介類をソースに漬け込むことで色が悪くなると、評判も芳しくなかったというが、美味しさや選ぶ楽しさもあって、徐々に人気が広がったそうだ。



カウンターで着席して食べる寿司は、アボカドロールのような現代的なものから、江戸前本格派まで楽しむことができる。飯盛氏のおすすめは、各店舗で板前の前に座って、おまかせを食べてもらうこと。飯盛氏の前でおまかせを食べたいという客も多いそう。「一店舗にとどまらず駆け回っているが、気さくに声をかけてほしい」と同氏は話す。



もうひとつ同店で特徴的なことは、カップ麺やスナック菓子、醤油やワサビオイル、カップ酒など、同店が厳選した商品を小売りしていること。同店プライベートレーベルの醤油や、オリジナル開発したワサビ蜂蜜ソースも人気がある。



テイクアウト、小売、レストラン…いくつもの業態を組み合わせて、ありとあらゆるシチュエーションに対応してくれる『ブルーリボン寿司バー』。いつ行っても満足させてくれるに違いない。






Blue Ribbon Sushi Bar

30 Rockefeller Plaza

Concourse Level

New York, NY 10112

Tel: 212-937-0204

https://www.blueribbonrestaurants.com/
#BlueRibbonSushiBar #NY #alljapannews #omakase

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