3月
17日,
2023年
支会長・民生児童委員協議会会長合同研修会を開催しました
例年、先進地視察や講演会を行ってきましたが、今回は事例報告として、2連区からお話しいただき、その後全体でグループワークを行い、それぞれの地域での課題、課題解決のために必要な取組みについて協議していただきました。
福祉課題は年々多様化しており、より地域に根差して活動されている支会※との連携は不可欠となっています。その中で、支会が抱える課題や新たな取組みのための相談など、本会として一緒に考えていきたいという意思表示を改めてさせていただきました。
一宮市が住みよいまちとなるよう事業を推進していきますので、今後ともよろしくお願いします。
※支会とは…連区ごと(例:一宮市社会福祉協議会宮西支会)に設置されている住民組織です。町会長、民生児童委員、その他地域関係団体の長などで構成されており。より住民に近い目線で福祉事業を推進しています。
【事例報告概要】
①災害時要援護者支援制度(災害時たすけあい隊)を活用した見守りネットワークの構築(向山)
ひとり暮らしの高齢者も安心して地域に住み続けられるよう、見守りネットワークを構築していく中で、災害時要援護者支援制度を取り入れ、災害時に支援が必要な世帯も幅広く対応してきた。また、登録が必要と思われる世帯に積極的に声掛けをおこない新規登録増加に努めた。見守りネットワーク推進会議を行うことで、町会長と民生児童委員の間でも顔の見える関係づくりをおこない、より手厚く見守りができるよう取り組んだ。
②こども食堂「ひまわりの家 奥町」(奥町)
毎月第4日曜日11時から開催。毎回120名ほどが訪れる場となっている。目の前で困っているこどもを何とかしたいとの思いから、こども食堂を設立。元町会長、元公民館長など、現役の役職者にこだわらず、地元で運営ボランティアを募るなど主体性をもって取り組まれた。協賛も呼びかけており、継続性も考慮されている。こども食堂ではあるが、対象世帯に括りはなく、ひとり暮らし高齢者の利用もある。