8月
26日,
2014年
こどもボランティアスクール~親子で被災地交流~開催
こどもボランティアスクールとしては3回目、親子で被災地交流としては2回目の開催で、岩手県大船渡市や陸前高田市を訪問しました。
1日目は東日本大震災の被災状況を確認し、ボランティアガイドさんに案内していただきながら陸前高田市を周りました。被災から3年5ヶ月が経過しましたが、津波で流された場所には草が生え、建物がないまま広い野原のようになっていました。しかし、徐々にではありますが復興が進んでおり、商店の数も多くなってきたそうです。
2日目は大船渡市内の放課後児童クラブ「にこにこ浜っ子クラブ」と、陽だまりサロン「後ノ入」を訪れました。
浜っ子クラブでは、被災した児童と一緒に遊んだり、名古屋名物のきしめんや小倉トーストを作ったりして交流しました。
陽だまりサロンでは、仮設住宅に住む高齢者を対象にしたサロンが毎月2回開催されており、そこにお邪魔して交流してきました。名古屋弁講座を皮切りに、おしゃべりだけでずいぶん盛り上がりました。
3日目は子ども達の社会見学ということで、世界遺産である平泉地区を訪れました。中尊寺の金色堂は煌びやかで圧巻でした。
3日間はあっという間に過ぎてしまい、連日、名古屋よりも暑いくらいで良い天気でした。
今回のスクールでは、親子で貴重な体験ができたと思います。これからは参加者並びに読者の皆様一人ひとりの思いが復興を後押ししていきます。
今後とも被災地支援のためにご協力をお願いします。
※岩手県大船渡市とは震災直後から愛知県社協を通じて復興支援を行っており、それがきっかけで一宮市社協としても毎年いろいろな形で支援を続けております。
尾西支部