※2000年の原文のままです 出発前の仕事の片付けで、徹夜まがいを2日連続した「ツケ」で無性に眠い。 おまけに、狭いエコノミーに座りっぱなしではお腹もすかない。 赤道通過の記念シールの配布が終わったころを見計らって、またビールをたのむ。 (ガルーダもアルコールもすべて無料である)「Biru Bintang sato lagi (ビル・ビンタン・サト・ラギ=ビールをもう1本)」インドネシアでは、 数種類のビールがあるが、このBintangが一番うまい。 bintangとは星の意味である、味はハイネッケンと良く似ている。 それもそのはずで、戦前はオランダの統治領であったから当然といえば当然である。 英国が植民地政策を「君臨すれども統治せず」とは逆に、オランダのそれは 積極的に介入を行ってようで、混血も進んでおり、明らかに白人系の顔立ち のインドネシア人も見かけることがある。 インドネシアは広い国で、横に長い。この国の不幸は、最近マスコミでおなじみで あるが、一番の不幸は国名が自国語ではない点であろう。 多民族国家であり、母国語の制定が独立と同時という混乱がこれを象徴している。 インドネシアはインド+ネシア(群島の意味が最適)で、これが日本ならヤポネシア となる。 この国の言語は100以上あるとされ、その間の共通性はない。 ごく一部(ジャカルタ市内)を除き、インドネシア語がネイティブな地域はない。 インドネネシア語の授業は小学校から始められ、ほぼ、全国民がバイリンガル である。 このためか、私のように何度も訪問する観光客は語学勉強を「強要」される。 広さは面積だけではない。 国内だけで、3時間の時差がありTVをみていると、時計表示が3個あり、 東が日本と同じで、それから1時間づつの時差となっている。 日本とバリは1時間の時差がある。 バリ島は観光地で有名であるが、非常に特異な歴史の島でもある (つづく)