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ルツ記4章 世代にわたる打ち破りGenerational Breakthrough

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今日のお話しは、ルツがボアズに... 今日のお話しは、ルツがボアズに嫁ぐ箇所です。。。。
神様の導きのある結婚でした。
2017年5月28日日曜日礼拝メッセージ音声は、



さあ、今日はいよいよルツ記最終章です。ルツはいよいよ神様からの導きで、変革の人生の道のりに足を踏み入れることになります。

★門のところで 

ルツ記4:1-8

ボアズは、もう一人のエリメレクの親近者に、買い戻しの交渉に行きました。

門…当時、町の門では、様々な取り決めを行い、役所のような場であり、長老たちもそこにいて、そのような手続きにあたっていました。いわば、裁判所、役所のような感じでしょうか。ボアズは、あの夜、すぐにルツを嫁にしないで、ちゃんと社会的な手続きをして神の前にも人の前にも正しく行動しました。そのことによって、ルツの後の人生がさらに公に指示されるためです。

近親者は、エリメレクの土地には関心がありましたが、土地についてくるやもめのルツには興味がありませんでした。モアブ人という異邦人だったからです。もし、その土地が異邦人の手に渡ったら。。。などという後々の心配もあったことでしょう。
そうして、ボアズは、正式にルツを妻として迎える手続きをしたのでした。

★長老たちの預言的な祈り 

ルツ記4:11-12
すると、門にいた人々と長老たちはみな、言った。「私たちは証人です。どうか、主が、あなたの家に入る女を、イスラエルの家を建てたラケルとレアのふたりのようにされますように。あなたはエフラテで力ある働きをし、ベツレヘムで名をあげなさい。12 また、主がこの若い女を通してあなたに授ける子孫によって、あなたの家が、タマルがユダに産んだペレツの家のようになりますように。」

〇 イスラエルの家を建てたラケルとレア

  ラケルとレアを通して、ヤコブ後のイスラエルに12人の子供たちが生まれ、イスラエルの12部族ができた。イスラエルにとってこの12部族というのは、非常に大切なことで、幕屋の中にも12の部族を表すものがあります。
ラケルとレアの物語を聖書で読んだ人はよくご存知ですが、決して簡単なことではなく、二人にとっては葛藤と苦しみの人生でありました。ラケルは夫に非常に愛されたが子供ができず、二人の末の子を産んで死んでしまいます。レアは、父の策略でヤコブと結婚させられ、子宝には恵まれましたが、夫の愛は完全に自分のものにはできませんでした。辛いことです。しかし、ルツには、この二つが与えられると、長老たちは祈っている。
また、何よりも、ラケルとレア子供たちが後のイスラエルを国としてなしたように、ルツの子孫から、国を成す人々が出てくるというのです。
すなわち、キリストにある、信仰にある御国の建設がなるという預言ではないでしょうか。

〇 タマルがユダに産んだペレツの家

ペレツの意味…Perez means to Break through, break out, or break open

カナン人と結婚したユダは三人の息子が生まれ、その一人がタマルと結婚します。そして、タマルの夫でユダの息子の人は死んでしまうが、他の二人の兄弟はタマルと子孫を残すことを嫌がります。ユダが、正当な方法を守らず、正義がなされず、子孫が残せない状態となったタマルは、知恵を使って、その父ユダに遊女のふりをして近づき子をもうけました。遊女のマスクをし、アイデンティティを変えることでタマルは子を設けました。
神は、カナン人の女にも正当な方法で子を残すことを正とし、父をだましたことで彼女は罰せられなかったのです。生まれた子の名前は、「打ち破り」です。

〇 ルツのアイデンティティが完全に変革する時となった

ルツも外国人というアイデンティティ、部外者であるというアイデンティティから、信仰によってユダヤ人の仲間入りを果たすというアイデンティティの変革を経験することとなりました。そして、それによって子供を授かることができました。
すなわち、霊的な世界と現実的な世界両方で打ち破りを経験することを預言されそしてその通りになっていくのです。

★ルツはオベデを産んだ

ルツ4:13-17
こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところに入ったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。14 女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。15 その子は、あなたを元気づけ、あなたの老後をみとるでしょう。あなたを愛し、七人の息子にもまさるあなたの嫁が、その子を産んだのですから。」16 ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。17 近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その子をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。

ルツ4:17
近所の女たちがオベデとその赤ちゃんをよんで、それが名前になった。
オベデは「礼拝者」と言う意味。近所の女たちは、みな喜んだでしょう。あの悲しみに暮れたナオミ、不幸が多かったナオミに素晴らしいことが起きた。良かった良かった、主を褒め称えます。と、ナオミの人生の証しが人々を礼拝に導いたことでしょう。人々は、この赤ちゃんをオベデ、オベデ、礼拝ちゃん、礼拝ちゃんと呼んだのです。なんと素晴らしいことでしょうか。私たちも、主を信じて歩んで、このように証しができますように。

〇 近所の女たちは、ナオミに男の子が生まれたと言った。

ナオミの人生は、波乱万丈。夫も、子供たちも失ってしまった。悲しみと呼んでくれというほどに悲しみのどん底にいたが、ルツの信仰によりすべてが変わった。信仰によってつながり、共に歩む者たちの喜びの大きさを私たちに教えているのではないだろうか。
同じ神を信じる信仰者と弟子の間柄に喜びが倍増する。イエス様が、言われたようだ。。。ヨハネの福音書16:24 あなたがたは今まで、何もわたしの名によって(父に)求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。Until now you have asked nothing in My name. Ask, and you will receive, that your joy may be full.  

〇 その子は、ダビデのおじいさんになる

すなわち、イエス・キリストが後に生まれる家系となっていく。ルツのブレイクスルーは、ナオミのブレイクスルーとなり、それだけでなく、私たち人類に最大のブレイクスルーをもたらすことのできる救い主イエス・キリストの到来の一つの道ぞなえとなりました。
それは、ルツの一つの決断からすべてが始まりました。
あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。。。という、神について行くという信仰。これこそ、私たちの人生と周りの人々、また私たちの後の世代にわたってまでも、ブレイクスルーをもたらすことができる力なのです。



#ルツ記 #教会 #日曜日 #礼拝

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ルツ記三章 信仰のチャレンジ The Faith Challenge!

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来週の金曜日、でっかいスクリー... 来週の金曜日、でっかいスクリーンで映画会をしますー。
シャック!
これ見たかったんですよねーー。
もし、シアトル近辺の方いらしたら、ぜひ、ご参加ください。会場には椅子がないので、ピックニック用の椅子を持ってくるか、枕やクッションで寝転んでみてもいいですね。。。ポップコーンがありますよーーん!! あ、映画は英語のみです!!
2017年5月22日日曜日礼拝メッセージ音声は、



ルツ記3:1-11, 18

しゅうとめナオミは彼女に言った。「娘よ。あなたがしあわせになるために、身の落ち着く所を私が捜してあげなければならないのではないでしょうか。2 ところで、あなたが若い女たちといっしょにいた所のあのボアズは、私たちの親戚ではありませんか。ちょうど今夜、あの方は打ち場で大麦をふるい分けようとしています。3 あなたはからだを洗って、油を塗り、晴れ着をまとい、打ち場に下って行きなさい。しかし、あの方の食事が終わるまで、気づかれないようにしなさい。4 あの方が寝るとき、その寝る所を見届けてから入って行き、その足のところをまくって、そこに寝なさい。あの方はあなたのすべきことを教えてくれるでしょう。」5 ルツはしゅうとめに言った。「私におっしゃることはみないたします。」6 こうして、彼女は打ち場に下って行って、しゅうとめが命じたすべてのことをした。7 ボアズは飲み食いして、気持ちがよくなると、積み重ねてある麦の端に行って寝た。それで、彼女はこっそり行って、ボアズの足のところをまくって、そこに寝た。8 夜中になって、その人はびっくりして起き直った。なんと、ひとりの女が、自分の足のところに寝ているではないか。9 彼は言った。「あなたはだれか。」彼女は答えた。「私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある親類ですから。」10 すると、ボアズは言った。「娘さん。主があなたを祝福されるように、あなたのあとからの真実は、先の真実にまさっています。あなたは貧しい者でも、富む者でも、若い男たちのあとを追わなかったからです。11 さあ、娘さん。恐れてはいけません。あなたの望むことはみな、してあげましょう。この町の人々はみな、あなたがしっかりした女であることを知っているからです。

ルツのアイデンティティが変わっていく三段階の第三ステップに入っていく。ルツのアイデンティティは、モアブ人であることから始まり、二段階目は、ユダヤ人の妻となり、そして、夫が死んだがユダヤ人として生きたい。ユダヤ人とは、ユダヤの神を信じている人々のことです。すなわち、神を信じてユダヤ人の姑と生きていくことを決心した。ユダヤ人としてのアイデンティティ。そして、第三章は、第三のアイデンティティに足を踏み入れる入口となります。

ルツはモアブ人であったが、ルツの先祖であるモアブは、ロトの孫にあたる。どのように生まれたかというと、完全なる肉の働きによった。ロトの二人の娘たちは、独身であった。このままだと、子孫を残せないというので、父を酔わせ、父とねて、そして子をもうけた。その一人がモアブであり、モアブ人の起源となる。ルツは、そのような家系の出であった。そして、同じような状況の中にまさにいたのである。

しかし、彼女は、肉の働き、肉の知恵で物事をしなかった。また家系に流れているやり方、文化にも従わなかった。彼女は、信仰によって行動したのです。
肉の働きに頼っていたなら、年老いたナオミについてユダの地に来たりなどはしなかったでしょう。肉の働きは、目に見える世界、自分の損得で物事を判断することです。しかし、信仰とは、目にまだ見ないことを期待し、たとえそうでなくても、神を信じる信仰です。

信仰によって生きるということは、決して簡単なことではありません。それは、みな理解できます。実際的に、どんなことがチャレンジになる得るのでしょうか。ルツが乗り越えた信仰のチャレンジとはどんなものだったのでしょうか。今日は、そんなことを考えながら聖書を読んでいきましょう。

① 神に立てられたリーダーを信頼する
● 神にあって、ナオミに従った。

ルツは、神を信じているナオミを信頼していた。そして、ナオミは神を信頼していた。ナオミは、神を信じ神にあって祈っていた。すると、神の摂理が動いた。義理の娘ルツは、はからずも、ボアズの畑に行きついた。ボアズは、買い戻しの権利のある親戚である。ナオミは確信していた。祈りが聞かれた。神が働いていると。
ルツの方では、外国の地で何もわからなかったであろう。しかし、信仰によって、神に会ってナオミを信頼したのでした。

理由が分からなくても、ナオミの言われた通りにした。

ルツ記3: 4-6
あの方が寝るとき、その寝る所を見届けてから入って行き、その足のところをまくって、そこに寝なさい。あの方はあなたのすべきことを教えてくれるでしょう。」5 ルツはしゅうとめに言った。「私におっしゃることはみないたします。」6 こうして、彼女は打ち場に下って行って、しゅうとめが命じたすべてのことをした。

この行動とルツのナオミへの態度と信頼は、彼女がどれほど神を信頼しているかを表している。

ボンヘッファー Life Togetherより。神は、直接人に働くこともでき、人も神と直接話せるのに、どうして神は、メッセージを一人の人に託すのか。どうして、人を通して、人をキリストに導く方法をとるのだろうか。。。

② やり方に信頼する
● プロポーズの準備

油をぬって晴れ着・花嫁衣裳をまとった。ナオミは、ルツにやもめの服を脱がせ、晴れ着を着せた。
結婚を申し込む時には、風習に従ってこのようにした。
ルツは、買い戻しの権利のあるボアズに、どうぞもらってくださいと申し込みに行ったのです。
● 三章に見られるキリストの型

v9 彼は言った。「あなたはだれか。」彼女は答えた。「私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある親類ですから。」

衣のすそ。。。your wing (flare of his cloth)「神の守りと力」を表す。
おおってくださいtake under (cover)=贖う
愛は、罪を覆う。love covers a multitude of sins.(1Peterペテロ4:8)と言いますが、

ボアズはキリストの型であります。私たちを完全に贖うことのできる方。ルツは、身をきれいに洗い、晴れ着を着て、ボアズに覆いを求めています。贖いのお願いであります。(罪の赦しと贖い)キリストは、決して、信仰によって覆いをお願いする私たちを断ったりはしません。


● ボアズの言葉

v10 すると、ボアズは言った。「娘さん。主があなたを祝福されるように、あなたのあとからの真実は、先の真実にまさっています。あなたは貧しい者でも、富む者でも、若い男たちのあとを追わなかったからです。

若い男を追いかけず、金持ちか貧乏かで結婚相手を決めるのではなく、信仰によってボアズのところに来たルツをしっかりしているとほめている。
あとからの真実。真実とは、「神の彼女に示される寛容、恵み」。それは先の真実にまさる。と言った。(ほとんどオッケー) ボアズの目にも、ルツは神に祝福された人だということが分かっていた。またこれは、私たちに、「信仰によって生きている人の人生は、信仰によって歩めば歩むほど、神様の寛容と恵みが増し加わっていく」ということを教えてはいないだろうか。

③ 神の時に信頼する
● ナオミのことば

v18 しゅうとめは言った。「娘よ。このことがどうおさまるかわかるまで待っていなさい。あの方は、きょう、そのことを決めてしまわなければ、落ち着かないでしょうから。」

ボアズは、もっと近い買い戻しの権利のある親戚があるから、その人とルツを嫁にもらってもいいかとちゃんと確認してから。。と答えた。
あんなに勇気をもって行動して、はらはらするというものだが、ナオミのアドバイスは、「待っていなさい」と言った。

私たちは、こののりしろを忘れてはいけない。神は、行間の中にも働かれている。
私たちのできる分というのは、限られている。しかし、神は、私たちの見えないところで絶えず働いておられることを信頼しましょう。
待つことは、目に見えないことを信じることに他ならず、つらいことです。
しかし、それこそ、神を信頼するということであります。

① ~③のポイントを見ていきましたが、信仰者の成功というのは、どんなときにも、神を信頼すること。神を信じるの一事に尽きます。ルツの人生がこの後、どのように開かれていくのでしょうか。お楽しみに。。。

#ルツ記 #子供 #教会 #日曜日 #礼拝 #礼拝メッセージ

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ルツ記二章 不思議な主の導き God's Guidance

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今週、家の近くに、日本系のコン... 今週、家の近くに、日本系のコンビニみたいなのができました。
初日に行ってきました。すごい行列。しっかり、記念品もいただきました。えへへ。
しかし、値段が高かったーーー。。。。うーーーん。もしかして、二度と行かないかも、この値段だったら。。。。同じダウンタウンだったら宇和島屋に行くな。
最近、ねんねごっこが流行ってい... 最近、ねんねごっこが流行っています。なんだろ。お母さんごっこの延長かな。結構、必ず、ねんねごっこは、やってますね。
小さいワンちゃんなんだけど、触... 小さいワンちゃんなんだけど、触りたいけど、ちょっと怖い。。。。小さいちゃんは、普段冒険家では、ありますが、動物には用心深いようです。笑
2017年5月7日日曜日礼拝メッセージ音声は、



先週に引き続きルツ記を読んでいきます。さあ、重大な決断をしたルツにどんなことが起こるのでしょうか。

ルツ記二章1-12

1 ナオミには、夫の親戚で、エリメレクの一族に属するひとりの有力者がいた。その人の名はボアズであった。2 モアブの女ルツはナオミに言った。「どうぞ、畑に行かせてください。私に親切にしてくださる方のあとについて落ち穂を拾い集めたいのです。」すると、ナオミは彼女に、「娘よ。行っておいで」と言った。3 ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった。4 ちょうどその時、ボアズはベツレヘムからやって来て、刈る者たちに言った。「主があなたがたとともにおられますように。」彼らは、「主があなたを祝福されますように」と答えた。5 ボアズは刈る者たちの世話をしている若者に言った。「これはだれの娘か。」6 刈る者たちの世話をしている若者は答えて言った。「あれは、ナオミといっしょにモアブの野から帰って来たモアブの娘です。7 彼女は、『どうぞ、刈る人たちのあとについて、束の間で、落ち穂を拾い集めさせてください』と言い、ここに来て、朝から今まで家で休みもせず、ずっと立ち働いています。」8 ボアズはルツに言った。「娘さん。よく聞きなさい。ほかの畑に落ち穂を拾いに行ったり、ここから出て行ったりしてはいけません。私のところの若い女たちのそばを離れないで、ここにいなさい。9 刈り取っている畑を見つけて、あとについて行きなさい。私は若者たちに、あなたのじゃまをしてはならないと、きつく命じておきました。のどが渇いたら、水がめのところへ行って、若者たちの汲んだのを飲みなさい。」10 彼女は顔を伏せ、地面にひれ伏して彼に言った。「私が外国人であるのを知りながら、どうして親切にしてくださるのですか。」11 ボアズは答えて言った。「あなたの夫がなくなってから、あなたがしゅうとめにしたこと、それにあなたの父母や生まれた国を離れて、これまで知らなかった民のところに来たことについて、私はすっかり話を聞いています。12 主があなたのしたことに報いてくださいますように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。」

★ ルツの決断によって神の導きが開かれる God’s guidance is opened for her

ルツは、働く場所を見つけた。神の導きである。
私たちは、信仰による決断をすると必ず、神による導きが開かれる。
有名な落穂ひろいの絵画がありますが、ユダヤの文化では、聖書にもそう定めてある通りに、畑の落穂は、貧しい人たちのために残してありました。貧しい人たちが来て、穂を拾ってくことをちゃんと律法で定め許していました。

★ 勤労なルツ Diligent and faithful Ruth

新約聖書に主に仕えるように。。。とある、

エペソ6:6-8

人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方でなく、キリストのしもべとして、心から神のみこころを行ない、6:7 人にではなく、主に仕えるように、善意をもって仕えなさい。6:8 良いことを行なえば、奴隷であっても自由人であっても、それぞれその報いを主から受けることをあなたがたは知っています。Ephesians6:6-8 not with eyeservice, as men-pleasers, but as bondservants of Christ, doing the will of God from the heart, 7 with goodwill doing service, as to the Lord, and not to men, 8 knowing that whatever good anyone does, he will receive the same from the Lord, whether he is a slave or free.

ルツは人々の目に留まっていたv6 神に仕えるように心を込めて忠実に働くルツの姿勢は、誰が見ても麗しいものであった。

またボアズの目にも留まったv13-16 ボワズはランチまでもいつもルツに食べさせ、無理に穂を落とさせ、そして、お土産まで持たせた。ルツは、たくさんのものを持ってナオミの待つ家に帰ることができた。二人は、そうして生活することができた。これは、地位のない女性、また外国人の女性にしては、奇跡のようなことです。

★ ボアズについて About Boaz

V3 ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった。Then she left, and went and gleaned in the field after the reapers. And she happened to come to the part of the field belonging to Boaz, who was of the family of Elimelech.

ルツは、外国の地で、落穂を拾うことを決め、出て行きました。そして、たまたま行きついた畑が、ボアズの畑でした。ボアズは、ナオミの夫の親戚の方で、裕福な方でした。

〇はからずもshe happened to come。。。。と、聖書にはあります。私たちは、偶然に思えるようなことが人生にたくさんあると思います。たまたま行ったところで、こうなって、ああなって。たまたま、そこで出会った人が。。。と。しかし、神様にあって、偶然というものは、無いのです。神様にあっては、神様の導きです。人生、あなたの過去、全てに意味があるのです。しかし、ルツのように、人生の決断、神様について行くと決心するならば、全ての点がつながるのです。

私の例…クリスチャンになったのも、受験に失敗したのがきっかけで、カトリック系の短大で習いたくもない英語を学び、そして、英語を使う会社に導かれ、英語をさらに習うために教会に行き、救われる。しかも、英語など、結局必要ないというわけでもなく、アメリカに生活して今に至るまで、英語を使っている。

エリックの例…小さい時に日本人のナニーがいて。小学生の時も日本について自由研究したり、日本が好き。後に空軍に入り、日本に二年間赴任。その後結婚するが、離婚。その後、シティチャーチで日本のためのとりなしの祈り会に行っていた。離婚から十年して日本人の私に出会う。小さい時の日本への愛は、今も活かされている。

不思議なことです。

ボアズという人は、皆さん旧約聖書を読んだことある人はご存知のラハブの息子です。ラハブは、遊女であり、ヨシュアたちスパイが約束の地、カナンに入ったときに、助けてくれた人です。彼女は、遊女であったが、真の神を信じていた女性でした。なぜ、遊女にならなければならなかかったかは、事情があったことでしょう。女一人で生活することは、当時は不可能でしたから、それなりの事情があったはずです。カナン人も、異邦人であり、異教の民であります。しかし、ヨシュアたちを助けたことで、彼女は好意をもらい、ヨシュアたちがカナンに入ったときには、顧みられました。そして、彼女は、ユダ族のユダヤ人と結婚したのです。
ボアズは、ラハブの子として、よく理解していました。
異邦人、外国人としてユダの地に住むことがどれほど困難であるか。
また、女性一人で生計を立てること。ましてや、義理の母を養うことがどれだけの重荷であるかを理解できる人でありました。

ルツは、そんな人の畑に「たまたま」行きついたのです。神様は、素晴らしいです。

それだけではなく、ボアズは、買い戻しの権利のある親戚だったのです。V20
ユダヤの世界では、子孫が絶えないように、例えば、結婚相手が死んだら、子がない場合は、その人の兄弟と結婚しました。また、兄弟も死んでいる場合には、一番近い、男性と結婚しました。そして、子孫を残しました。ボアズは、エリメレクの親戚ですから、ルツのなくなった主人のために結婚できる親戚の一人でありました。

ハレルヤ。なんという導きでしょうか。
外国人に理解のある、買い戻しの権利を持っている優しくて裕福なボアズのところに神様は導いてくれたのです。

そこには、ルツの何があっても、神について行くという信仰と、主に仕える勤労さがあったからです。神の導きは、あります。私たちのなすべきパートは、信仰と、忠実さです。



私たちの人生の歩みは、すべてが自分の選択によってはいない。自分の選ばなかったことの方が実は多い。困難や、失敗など、成功しようとしても失敗することもある。しかし、そのような状況の中で、神を求め、神に応答し、信仰による決断をする時に、さらなる”はからずも” が起きる。さらなる、自分では選びえない出来事が起きて私たちの人生の道筋をつけてくれるのです。
先週に引き続き、神を求めること、神の前に決断することを選びましょう。


#ルツ記 #教会 #日曜日 #礼拝

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ルツ記一章 人生の決断 Book of Ruth; Decision of Life

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子供たちの車遊びは、最近進化し... 子供たちの車遊びは、最近進化してきています。いつもは、二人乗りだったのに、今度は、ファミリーサイズの四人乗りです! お母さんごっこも盛んになってきました。四、五歳になると、家族のことがよくわかるようになるんですねーー。 今週から。ルツ記。この方は、ホ... 今週から。ルツ記。この方は、ホライズンカレッジの学生、韓国人のルースちゃん。指輪型のアメをもらって嬉しいの図。。。笑
子供心は忘れたくないですね。幸せそうー
2017年4月30日日曜日礼拝メッセージ音声は、


ここのところずっと新約聖書ばかりでしたので、リビングライフの順番に沿ってまた旧約聖書に戻りたいと思います。今日は、私の大好きな旧約聖書のルツ記です。子供の紙芝居を読むと間違いなく毎回泣いてしまいます。美しい物語なのです。今日は、ルツ記の一章から、学んでみたいと思います。
お話しは、苦しみと悲しみから始まります。

★ 貧しさの故に

ルツ記1:1
さばきつかさが治めていたころ、この地にききんがあった。それで、ユダのベツレヘムの人が妻とふたりの息子を連れてモアブの野へ行き、そこに滞在することにした。Now it came to pass, in the days when the judges ruled, that there was a famine in the land. And a certain man of Bethlehem, Judah, went to dwell in the country of Moab, he and his wife and his two sons.

ルツ記の背景としては、士師記の時代。裁きつかさたちが治めていたころであり、人々は様々な意味で混沌とした時代に生きていた。神にしっかりつながっている人も少なく、偶像礼拝が横行していた。そのような時代、ききんが起こり、貧しさの故に、豊かさを求めて敵国であり異教の地、モアブの地へナオミとその夫エリメレクは、渡った。ユダヤ人にとっては、これは相当な決断であるはずだ。自分の神の地を捨てて、異教の敵国へ渡るとは。。。

v2 The name of the man was Elimelech, the name of his wife was Naomi, and the names of his two sons were Mahlon and Chilion—Ephrathites of Bethlehem, Judah.

★ さらなる苦しみ

ルツ記1:3
その後、キルヨンが死んだ。

ルツ記1:4 後に残された息子たちは、モアブ人の妻を迎えた。

これも、異国の民と結婚を許されていないユダヤ人にとっては、大きなことである。

ルツ記1:5 しかし、十年ほどたって、この二人の息子たちも死んでしまった。
なんということでしょうか。ナオミは何を考えただろうか。と思うのです。きっと、ユダヤの地にとどまっていた方が良かったのだろうか。。。夫だけではなく、二人の息子も死んでしまうとは。。。と、悲しみに暮れ、きっと自分の決断に対して疑いをもったことでしょう。。。

★ ナオミの新たな決断

ナオミは再び決断をします。

ルツ1:6
そこで、彼女は嫁たちと連れ立って、モアブの野から帰ろうとした。モアブの野でナオミは、主がご自分の民を顧みて彼らにパンを下さったと聞いたからである。Then she arose with her daughters-in-law that she might return from the country of Moab, for she had heard in the country of Moab that the LORD had visited His people by giving them bread.

やっぱり、ユダの地に帰ることにしたのです。「主がご自分の民を顧みて」と。ナオミは、再びこの神様の民として神の懐に戻ることにしたのです。

★ ルツの決断

ルツ1:8,9
そのうちに、ナオミはふたりの嫁に、「あなたがたは、それぞれ自分の母の家に帰りなさい。あなたがたが、なくなった者たちと私にしてくれたように、主があなたがたに恵みを賜り、9 あなたがたが、それぞれの夫の家で平和な暮らしができるように主がしてくださいますように」と言った。そしてふたりに口づけをしたので、彼女たちは声をあげて泣いた。And Naomi said to her two daughters-in-law, “Go, return each to her mother’s house. The LORD deal kindly with you, as you have dealt with the dead and with me. 9 The LORD grant that you may find rest, each in the house of her husband.”

ナオミは、この二人のモアブ人の嫁たちを幸せにしてあげられないから、それぞれまた再婚して幸せになったらいいと思いました。夫がいるわけでもないのに、異国の地へ連れて行くのもかわいそうだと。
当時、子孫を残すことが大変重要でしたから、この二人の嫁にまた子供が生まれるようにナオミは、再婚して欲しかったし、ナオミのために人生を棒に振って欲しくなかったのです。

二人の嫁は、泣いて離れたがりませんでしたが、二人の内の一人、オルパは別れを告げて帰って行きました。もう一人の嫁ルツはどうしたでしょうか。

ルツ1:16, 17
ルツは言った。「あなたを捨て、あなたから別れて帰るように、私にしむけないでください。あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。17 あなたの死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。もし死によっても私があなたから離れるようなことがあったら、主が幾重にも私を罰してくださるように。」But Ruth said: “Entreat me not to leave you, Or to turn back from following after you; For wherever you go, I will go; And wherever you lodge, I will lodge; Your people shall be my people, And your God, my God. 17 Where you die, I will die, And there will I be buried. The Lord do so to me, and more also, If anything but death parts you and me.”

ルツは、ナオミから絶対に離れないと言い張りました。それはなぜか。「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。」と言っています。ユダヤ人たちは、神の選びの民であり、ユダヤ人であるということは、神とは切っては切れない関係です。また、ルツは、あなたの神は私の神であると、信仰告白しているのです。
彼女は、夫がいるとかいないとか、外国に行くか行かないとか、将来再婚して子供を産むかどうか、ご飯が食べられるかどうか、自分がどうなるということは、二の次であって、彼女の一番の思いは、
「私の神」について行く。ということだったのです。

彼女は、モアブ人という異教の人であったのにも関わらずです。きっと、夫からユダヤのこと、礼拝のこと、神のことを聞いていたのでしょう。また、彼らの生き方を目の当たりにして神を感じたのかもしれません。

★ 二つのメッセージ

ナオミの決断… 私たちの信仰の一番弱い時にさえ、私たちは強いことを覚えていましょう。私たちがたとい神を手放したと思ったとしても、また、神の思いに反するように決断をしたとしても、また、苦しみが続き落胆していたとしても、神は決してあなたを離れないということを。ナオミのそんな葛藤や、悲しみを通してでさえ、神は証しされ、モワブ人ルツは神を信じたのです。

ルツの決断… この異邦人の女性の、全てを委ねて私は神について行く。という信仰の決断がどれほど大きな祝福をもたらしたことか。この一人の異邦人の女は、ナオミの人生を変革し、ボワズの人生を祝福し、またイスラエル全体を祝福することになり、今のわたしたちにも関係する全世界を祝福するということにまで発展したのです。

あなたの過去の決断について、決して自分を責めないでください。それよりも、ナオミのように、神のいらっしゃる方へいらっしゃる方へと進んでいきましょう。
また、今、何か決断を迫られている人がいるならば、ぜひ、ルツの信仰を見習いましょう。将来の確証がなくても、何が無くても、私は、この神について行くという信仰告白をしましょう。
あなた決断は決して小さくはないのです。

来週から、この決断がどのように祝福に変えられていくかを見ていきましょう。

ナオミ…快い
マラ…悲しみ
#ルツ記 #教会 #日曜日 #礼拝

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