<かずちゃん>からのおすそ分け(24)【鮪のしぐれ煮】@「鈴ぎん:福寿」
12月
16日
元々は三重県桑名市の蛤で作られた「煮蛤」を「時雨蛤」と呼び、その名は俳人・松尾芭蕉の高弟<各務支考(かがみしこう)>が名付けたとされています。
しぐれの語源的には、いろいろな味わいが口の中に通りすぎることにより、一時的に降る時雨にたとえて「しぐれ煮(時雨蛤)」と名付けられた説と、時雨の降る10月の時期が、最も蛤がおいしくなる季節だからと言う説があります。
鮪の身を小さく切る作業も手間だとおもいますが、口の中に広がる一口サイズの時雨煮を食べながら、味の変化を確かめておりました。