「ジバク」(山田宗樹 著)と「ワーキングプア」(NHK取材班)という2冊の本を借りてきました。
いつもはフィクションの小説ばかり読んでいますが、「ワーキングプア」というノンフィクション本もたまには読んでみようと思ったわけです。
「ジバク」は外資系投資会社のファンドマネージャーで年収2千万を稼ぐ、いわゆる人生の勝ち組の男が、どんどん転落していくという話です。
山田宗樹は「嫌われ松子の一生」を書いた人で、この小説はその男性版といったところです。
生きていくだけで、若さを失い、職を失い、家族を失い、最後には左足も失ってしまう・・・
日雇い、貧困、ホームレスといった底辺の生活を、小説の中でいろいろと読んできましたが、それはやはりフィクションなので、どこか安心して(?)読めました。
でも「ワーキングプア」は、現実に起こっている事なのです。
何だかとっても切なくなり、胸が痛くなって、読み進めるのに、結構エネルギーが必要でした。
私は、やっぱり甘いですね。
小説の中だけで、楽しんでいました。
厳しい現実を見ないようにしていたのかな・・・
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投稿日 2008-10-28 23:21
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2008-11-01 07:22
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投稿日 2008-10-28 23:43
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投稿日 2008-11-01 07:26
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