中国人社長から言われた「田中さん、中国にも憲法ありますよ」 というのを思い出し調べてみることにした。 立派なことを書いてある。 たとえば、第四条。 「中華人民共和国の諸民族は、一律に平等である。」 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2004-03/15/content_1367387.htm 第四条 中华人民共和国各民族一律平等。 そういえば彼はこうも言っていた。 「田中さん、中国にも憲法あります。でも殆ど皆が知らないんですよ。」 ということで、中国語版と日本語訳を何とか読み終えた。 そして秘密は解けた。 このご立派な憲法がなぜ通用するのか。 http://www.togenkyo.net/modules/reference/28.html#xafba5ec その答えは前文に詰まっている。 「中国共産党」という言葉。 中国共産党指導の下、中国共産党に導かれた人民などなど、 中国共産党は、この法律より上位に位置していた訳だ。 結果、チベットもウイグルもモンゴルも朝鮮族も一律に平等となる。 もちろん、中国共産党指導の下で。