<コロナウイルス~インフルエンザウイルス>
7月
18日
新型コロナウイルスは、初期から中盤までは、暴露力(体内に入り込む力)は強いが、伝染力と毒性は弱く、かかっても多くの場合は無症状か風邪の症状程度で終わるおとなしいウイルスである。しかし、1万~2.5万人に1人程度という非常に低い確率ではあるが、サイトカイン・ストームや血栓形成という状況を引き起こし、肺を中心に多臓器の重篤な障害により、高齢者を中心に罹患者を死に至らせてしまう。
日本も含めた各国でそれぞれ数十万人死亡するというような、当初流布された予想は大きく外れた。その原因はインフルエンザをベースとしたモデルを使っているためだと思われる。2つのウイルスには大きな違いがある病原体が体内に入ると、まず貪食細胞(マクロファージ)などを中心とする自然免疫が働く。次に数日かかって獲得免疫が動き出し、抗体ができる。
インフルエンザの場合は、ウイルス自体の毒性が強く、すぐに、鼻汁、咳、筋肉痛、熱と明らかな症状が出る。暴れまくるので、生体(人の体)はすぐに抗体、いわば軍隊の発動を命令し、発症後2日~1週間で獲得免疫が立ち上がり、抗体ができてくる。よって、抗体検査を行えば、ほぼ全ケースで「陽性」となる。多くのケースにおいて生体側が獲得免疫で抑え込み、1週間~10日の短期で治癒する。だが、抑え込みに失敗すると肺炎が広がり、死に至ることもある。
素人の小生でも考えられるのは・・ダイヤモンド号の頃に死亡者が多数に出たのは、コロナとインフルを同時に感染したのではないだろうか・・死亡原因がどちらのウイルスか分からず混乱していた。
4月以降、重篤の患者や死者が極端に減ったのは、暖かくなってインフルが収束したのが原因ではないか?
山中教授の20万人の発言もあったが・・最近検査数が増えて感染者が多数出ているが大半は陽性にならない耐性者で他人には感染させる能力はない?
全国民を対象に検査したら、100万人以上になるのでは・