明日は急遽、前橋ポエトリー・フェスティバル2017へ行くことにしました。全国からツワモノ詩人たちが集まって来るようだ。さて、私はそこで何をするかというと、そりゃ、楽しむだけさ。どうやって楽しむ? だって。えーと、朗読を聴いて世界に入り、展示された詩を味わい、詩人に話しかけ刺激をもらうんだよ。 ただ、不安なことがひとつ。先月に前橋へ行ったのだが、電車がトラブって動かなくなってしまい遠い道のりになってしまった。止まるなよ、電車。 ということで、行ってきます。Twitterで報告しますので、ぜひお楽しみに! (このブログのフリスペースにTwitterのリンクが入ってますよ)
つい批判的精神という防御を忘れ あなたをいいひとにしてしまった しかし慄くことではない 化粧をして ピエロのように愛想振りまいて 自分を飾りながら 何処かであいつ最悪 って、言っているあなたが いることなんて 俺はそんなことでは傷つかないんだよ とても歓迎なのさ 詩に関することでは 俺にナイフが光っても本望だと 思っているから 知っているかい 詩を書くことで命をはるってこと でも詩で死ぬ覚悟もないだろうあなたを 俺は軽蔑なんてしていない そこっ 自由だから それが詩だから だけどあなたの詩に欠けているのは 今のところあなた自身なんだよ 詩を書くことは心を編むことだ けして文字を連ねることではない わかっていると思うけど それだけは あなたのために言っとくよ
僕だけのために僕が詩を 書いている訳ではなく だからと言って誰かへの 押し付けにならないようにしよう 最小公倍数の僕が残ったのだから とてもわかりやすくて とても自由で とっても素敵に世界が存在して そこを歩いて行けばいい ひとり歩きを始めよう 二年前にあった自分のスタイルへ戻ろう だけどこの二年間を すべて否定する訳にはいかない そこで思い遣りをたくさんいただき 僕のどこかが成長し 大きくなったことは揺るぎないこと ありがとうの気持ちでいっぱいだ ありがとうを言えることは 最高の幸せなのだろう だから最後にもう一度だけ言わせて ありがとう
なんともややこし事に なってきたようです たぶんそうなんだと思います そう思います そうなのだから それ以上はわからないのですが 今回のことは いつも私の念頭にある サービス精神が悪い方へ流れ 良かれと思ったことが ひとには良くないのでした 少し言い訳をさせてもらえれば 私は小さい頃から 変わっている子と言われ どこが変わっているのかもわからず 大人になってしまったのですから 先天的なことも 関わっていると思うのです 私が私らしく詩を書き 『詩は元気です』に載せ もし誰かがプラスな気持ちになる 想像さえあれば良いのでしょう そこにたどり着いたようです そう思います そうなのだから 私は詩を書き続けながら 思い上がらない気持ちでいることです そう思います そうなのだから そんな光が見えてきたようです 私の最終着陸地点 ここなのですね
どうしてもわからない ある詩人が詩を インターネット上で公開すると 絶賛される 好みの違いだろうか わたしには良さがわからない しかし そこには多くのひとの心を揺さぶる 何かがある 確実に そこがわからない 何度も読んでみる 作品への感想も読んでみる やはりわからない なぜわたしの詩に 孤独が絡みはじめてしまうのか どうしてもわからない それでもわたしは 縁を歩きながら詩を書く その真意が全くわからない
月から滴り落ちる悲しみ 遠い過去に貼られた 臆病の言葉を剥がせない夜風 解っているのさ 時空に張り巡らせたトラップが 自分の虚言によるものだと 吐いて踊る明日の音楽隊 響き割れる髑髏の行進 タッタラッタ タッタラッタ 沈んでゆく歓喜の叫び 干からびた指先 後退に消滅してゆく者達の儀式 発射される護衛の幻に 跨がる屍の思想は笑う口笛 解っているのさ 時空に張り巡らせたトラップが 自分の虚言によるものだと タッタラッタ タッタラッタ 服従する魂の憩いに 傍観しながら溺れてゆく快感 タッタラッタ タッタラッタ 臆病に重なり合う鉛の塊 沈みながら惻隠の微笑が抜け出す
死ぬまで毎日 詩は書いているのだろう そう思っていた そのこだわりは つまらなく感じたのである 今日は 一作も詩を書かなかった 途切れた時 何かが起きるんだ そう思っていた ごはんを一日食べなかった それぐらいのことだった たいしたことはない 一日 詩を書かなくても 私という作品は 途切れることなく毎日 磨けばそれでいい
遺書は手書きだろうか ワープロ打ちか 布団の中で悩んでいる やはり最期の証となる 重要なものになるだろう それを下手な手書きでは あっちから笑い声が聞こえそうだ ワープロ? ん〜 素っ気ない 誰でも同じような字になり しかも文書力がないから あっちから笑い声が聞こえそうだ ああ 俺はどうして笑われたくないのだろう そんなに自分が大事なのだろうか やはり自分は自分ということか それが生きていると嫌になるんだ 詰まる自分が自分に さあ 手書きにしろワープロにしろ 文章にしなくては…… 遺書 俺は遺書を手書きにするか ワープロにするか悩んでいる これ以上この状態が続くことに 耐えられない だから俺は死ぬのが面倒になった なので今晩はこれでもう寝よう おやすみ