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【読売・京都】父の日章旗 おかえり/【Yomiuri NP・KYOTO】Father's Day Flag Welcome Home

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【読売・京都】父の日章旗 おか... 【読売・京都】父の日章旗 おか...
綾部出身 ビルマで戦死 79年かけ娘らの元へ
 
 
八坂神社のご朱印 手がかり
 
 
 第2次世界大戦中にビルマ(現ミャンマー)で亡くなった綾部市出身の旧日本兵、岡部辰美さんが持ち歩いていた日章旗が14日、遺族に返された。英兵が持ち帰り、その家族が返還先を探していた。八坂神社のご朱印が手がかりとなり、返還にこぎ着けた。(松田聡)
 
 岡部さんは京都市に移り、洋服店で働いていた。召集で「祭兵団」といわれた第15師団に所属。「祈 武運長久」との筆書きと、167人分もの署名がある日章旗を持って戦地に。大勢の犠牲者が出たインパール作戦に動員され、終戦間際の1945年6月、タイ入国前に亡くなったとされる。
 
 英兵の家族が戦後75年を特集したテレビ番組を見て、日章旗には戦場での無事と活躍への祈りが込められていると知り、日章旗返還に取り組む米国のNPO「OBONソサエティ」に連絡した。
 
 同NPOの遺族調査は難航したが、旗に八坂神社のご朱印があったことから、京都にゆかりがあると推測。本籍地の旧細見村(現福知山市)に同姓の人がいるとわかり、その人から、遺族が大阪市にいるとの情報がもたらされた。
 

 
 
 大阪市住之江区の大阪護国神社で14日、同NPOは長女の芙佐子さん(86)らに日章旗を返した。芙佐子さんは日章旗を手に「亡くなった母が喜ぶでしょう。仏壇に供え、孫にも見せたい」と話した。
 
 芙佐子さんによると、召集される前日、銭湯に連れていってもらったという。「(父は)洋楽が好きでレコードを聞いていたようでした。コーヒーを飲み、ビリヤードやスキーもしたと。亡くなった後、母(あい子さん)が骨箱を、私は写真を持って歩きました」と振り返った。
 
 同NPO共同代表の敬子・ジークさん(56)は「店や取引先の人たちが旗に願いを込めたのが伝わってくる。79年をかけ、家族の元に戻りたいという岡部さんの思いがかなえられてよかった」と話した。
 
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【中外日報】遺品返還式が契機 繋がりを再構築/【Chugai-Nippou】The return ceremony for the father's flag was an opportunity to reestablish ties.

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【中外日報】遺品返還式が契機 ...
※7月14日に大阪護国神社にて執り行われました「岡部辰美」命の日章旗返還について「中外日報」が記事を掲載して下さいました。文中にOBONの返還数が400とありますが、現在は700を超え、返還数は日々増え続けております。
 
他のメディアと違う視点で記事を書いて下さった中外日報さんにはとても感謝いたしております。
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【朝日新聞】30歳で戦死、遺骨も見つかっていない父 79年経て家族のもとに…/Father killed in battle at age 30, no remains found, 79 years later, he joins his family...

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【朝日新聞】30歳で戦死、遺骨... 【朝日新聞】30歳で戦死、遺骨... 【朝日新聞】30歳で戦死、遺骨... 【朝日新聞】30歳で戦死、遺骨...
ミャンマーで戦死した日本人兵士の日章旗が、持ち帰った英国兵の遺族から79年を経て、返還された。

 大阪市住之江区の大阪護国神社で14日、各地で見つかった日章旗の持ち主を探して返す米国のNPO「OBONソサエティ」による慰霊祭と返還式があった。

 返還されたのは、元英国通信兵の遺族が保管していた、岡部辰美さんの日章旗。岡部さんは、多くの兵士が飢餓や病気で亡くなったインパール作戦に参加し、1945年6月にビルマ(現・ミャンマー)で戦死したとされる。遺骨は見つかっていない。

 実家が営む京都市の洋服店に勤めていた。38年に歩兵として中国などに送られ、2度目の召集で帰らぬ人となった。30歳だった。

 日章旗には、岡部さんの名前があり、洋服店の従業員らと思われる人々の名前が寄せ書きされていた。

 受け取った長女の芙佐子さん(86)は「亡くなった母の墓前で見せ、仏壇に供えたい」。三女の蓉史子さん(79)は「皆さんに助けられながら過ごしてきた。父の遺品を見られてうれしい」と話した。

 遺族捜しに協力した大阪府遺族連合会の岡倉三郎会長(88)は「紛争で今この瞬間も罪のない命が失われ続けている。戦没者遺族にしか語ることのできない戦争の悲惨さ、平和の尊さを一人でも多くの方に伝えたい」と語った。
 
 
 
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【Mainichi】Return of WWII Japanese soldier's good-luck flag an opportunity to think about peace

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【Mainichi】Retur...
OSAKA -- A ceremony was held at a shrine in this western Japan city to return a Japanese flag belonging to a former Imperial Japanese Army officer, killed in action in Burma (now Myanmar) at the end of the Pacific War, to his bereaved family.
 
 
The ceremony was held on July 14 at Osaka Gokoku shrine in Osaka's Suminoe Ward, and the flag was returned to the family of Tatsumi Okabe from Kyoto Prefecture who died in June 1945 aged 30.
 
Inscriptions on the flag include Japanese letters literally meaning "pray for long-lasting good fortune in battle" as well as the signatures of 167 individuals, believed to be related to a clothing store where Okabe worked before his deployment.
 
The nonprofit organization Obon Society in the United States received a request from the grandchild of a former signaler who had kept the flag in their home in the U.K. for a long time. With the cooperation of organizations including Nippon Izokukai (Japan War-Bereaved Families Association), they located Fusako Okabe, 86, the eldest daughter of Okabe residing in Osaka Prefecture.
 
The ceremony was attended by family members including Fusako and Okabe's third daughter Yoshiko, 79, and others involved in the matter. The flag was returned to the family by Nippon Izokukai chairman Saburo Okakura, who received it from Obon Society co-founder Keiko Ziak. Okakura greeted participants saying, "We hope this return ceremony will serve as an occasion to think about peace and spread the wishes for lasting peace."
 
According to Fusako and others, Okabe enjoyed billiards, coffee and Western music. Fusako fondly recalled, "I remember him taking me to a bathhouse before he left for the war. I think my late mother will be pleased if we place it (the returned flag) on the family Buddhist altar."
 
(Japanese original by Kana Takagi, Osaka City News Department)
 
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【毎日新聞】平和考える機会に 寄せ書き入り日章旗、旧陸軍兵の遺族に返還/Returned a Japanese flag former army soldier as an opportunity to think about peace.

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【毎日新聞】平和考える機会に ...
太平洋戦争末期の1945年6月にビルマ(現ミャンマー)で30歳で戦死した京都府出身の旧日本陸軍兵、岡部辰美さんの遺品の日章旗が14日、遺族の元に戻った。大阪市住之江区の大阪護国神社で返還式が行われた。
 
 旗には「祈武運長久」の文字と、岡部さんが出征前に勤めていた洋服店の関係者とみられる167人分の名前が寄せ書きされている。
 
 

 米国のNPO(非営利組織)「OBONソサエティ」が、英国の自宅に長年保管していた元通信兵の孫から依頼を受け、日本遺族会などの協力を得て大阪府内に住む長女の岡部芙佐子さん(86)を探し当てた。
 
 返還式には、芙佐子さんと三女の上里蓉史子(よしこ)さん(79)ら遺族、関係者が参列した。OBONソサエティのジーク敬子共同代表から日章旗を受け取り、遺族に手渡した府遺族連合会の岡倉三郎会長は「返還式が平和を考える機会となり、恒久平和の願いが広がることを期待します」とあいさつした。
 
 
 芙佐子さんらによると、岡部さんはビリヤードやコーヒー、洋楽などを好んでいた。芙佐子さんは「出征前にお風呂屋さんに連れて行ってもらったことを覚えています。(返還された日章旗を)仏壇に供えたら、亡くなった母も喜ぶと思います」と笑顔で話した。【毎日新聞ー高木香奈】
 
 
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【読売新聞】寄せ書き日章旗 遺族に…大阪護国神社 旧日本兵・岡部さん遺す/A flag with a message “Yosegaki flag” was returned to the bereaved family...Osaka Gokoku-jinja Shrine,

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【読売新聞】寄せ書き日章旗 遺... 【読売新聞】寄せ書き日章旗 遺...
第2次世界大戦中にビルマ(現ミャンマー)で戦死した京都府出身の旧日本兵・岡部辰美さんが 遺のこ した寄せ書き入りの日章旗が14日、大阪市住之江区の大阪護国神社で遺族に返還された。当時の英兵の孫が保管していたもので、遺族は79年の時を経て遺品が戻ったことを喜んだ。
 
 岡部さんは、大戦末期に多くの犠牲を出した「インパール作戦」に赴き、30歳だった1945年6月、ビルマで戦死した。日章旗は出征時に戦地へ持参したとみられ、「祈 武運長久 岡部辰美君」と書かれ、日の丸を囲むように167人分の名前が記されている。
 
 交戦した英兵がビルマから持ち帰り、保管していた。旧日本兵の大切なものだと知った孫が2020年8月、遺品の返還に取り組む米国の団体「OBON SOCIETY」に仲介を依頼。岡部さんの娘らが大阪にいることが分かり、この日、同神社で返還式が開かれた。
 
 日章旗を手にした長女の芙佐子さん(86)は岡部さんの記憶はほとんどなく、三女の蓉史子さん(79)は生まれたときには岡部さんは戦場にいた。2人は「亡くなった母が、父の思い出を楽しそうに話していた。仏壇に、この旗を供えたら、母も喜ぶと思う」と目を細めた。
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【産経新聞】「遺品あってうれしい」旧日本兵の日章旗、遺族のもとに 英兵の孫がNPO通じ返還/Grandson of British soldier returns Japanese flag to bereaved family through NPO.

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【産経新聞】「遺品あってうれし... 【産経新聞】「遺品あってうれし...
昭和20年にビルマ(現ミャンマー)で戦死した京都府出身の旧日本陸軍兵、岡部辰美さん=当時(30)=が戦地で所持していた日章旗が14日、大阪市内の遺族に返還された。終戦から今年で79年。戦地から日章旗を持ち帰った元英国兵の孫が米国の団体を通じ持ち主を捜していた。遺族は「本当に感謝しています」と喜んだ。
 
 
ビルマで戦死した旧日本陸軍兵の岡部辰美さん
戦没者の遺品返還に取り組む米オレゴン州のNPO「OBONソサエティ」によると、辰美さんは旧陸軍歩兵60連隊の伍長で、20年6月にビルマで戦死。日章旗は縦73センチ、幅90センチで、「祈武運長久」の大きな文字に加え、167人分の名前が寄せ書きされていた。出征前に勤務していた洋服店や取引先の関係者の署名とみられるという。
 
現地から日章旗を持ち帰った元英国兵の孫、ルイーズ・フェンさん(50)が、英国で放送された戦後75年のドキュメンタリー番組を見て返還をNPOに相談。3年以上かけて大阪市内に住む長女、岡部芙佐子(ふさこ)さん(86)を捜し出した。
 
この日、同市住之江区の大阪護国神社で返還式が開かれ、芙佐子さんや三女、上里蓉史子(よしこ)さん(79)ら遺族に日章旗が手渡された。フェンさんから芙佐子さんらに向けた「心に区切りをつけられ、安らぎがもたらされますように願っています」とのメッセージも読み上げられた。
 
芙佐子さんによると、辰美さんの記憶はほとんどないが、出征前日に近くの銭湯へ連れて行ってくれたという。自宅には辰美さんが聴いていた洋楽のレコードが残され、平成13年に亡くなった母、あい子さん=享年(97)=からは「ビリヤードやコーヒーが好きだった」と聞いていたという。
 
辰美さんの遺骨や遺品は全くなかったといい、芙佐子さんは「帰ったら(日章旗を)仏壇に供えたい。母が喜ぶと思う」と話した。蓉史子さんも「遺品があっただけでもうれしい」と目を細めていた。https://www.sankei.com/article/20240714-CRNZJFWP6ZJRZARJCBPEIMPYCE/
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【共同通信】寄せ書き入り日章旗、遺族に返還 英国から、京都出身の旧日本兵/Returned to the bereaved family of a former Japanese soldier from Kyoto, Japan, from the U.K.

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【共同通信】寄せ書き入り日章旗...
京都府出身で1945年6月にビルマ(現ミャンマー)で戦死した、旧日本陸軍伍長の岡部辰美さん=当時(30)=の寄せ書き入りの日章旗が14日、遺族に返還された。
 
英国兵が持ち帰り保管していたもので、大阪市に住む長女の芙佐子さん(86)は返還式典で「亡くなった母も喜んでいると思う。墓前に供えたい」と笑顔で話した。
 
 寄せ書き入りの日章旗は出征者の無事を祈り、家族や知人らが名前を書き込んで贈った。返還された日章旗は縦約70センチ、横約95センチで、「祈武運長久」という文字と共に、白地部分を埋めるように167人分の名前が書き込まれていた。
 
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【中日新聞】戦争体験語り継がねば/【Chunichu NP】We must pass on our war experiences.

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【中日新聞】戦争体験語り継がね...
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神社庁網走支部で研修会/Workshop at the Abashiri Branch of the Jinja Agency

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神社庁網走支部で研修会/Wor... 神社庁網走支部で研修会/Wor... 神社庁網走支部で研修会/Wor...
捜索班の工藤です。先日の7月10日に「北海道神社庁網走支部神職研修会」にて講師を務めさせて頂きました。3時間にも及ぶ講演を熱心に聞いて下さいました神職の皆様大変ありがとうございました。
 
参加者からは「新しいトピックではあったが大変に貴重なお話でOBONソサエティの活動が重要であると理解できた」と感想を頂きました。また、研修会には講演を聞きに「網走市連合遺族会」の増永会長(北海道連合遺族会副会長)もお越しくだり、2022年にOBONが日章旗を返還した斜里町出身の戦没兵士「大口勝安」命の日章旗をご遺族の兵士妹「玉田光子」さんからお借り頂き、会場に展示くださいました。
 
久しぶりに聞く光子さんの近況に思わず涙してしまいました。網走支部の中島支部長からは「戦後80年を目前に神職皆がこの英霊顕彰に力を入れていきたい」と言葉を頂き、私もさら一層に日章旗返還に尽力致したいと決意をあらたにいたしました。
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