『舟を編む』
8月
24日
ドラマが面白かったので原作本を読むことにしました。
この作者の作品は、読んだことがなく、初めての体験です。
ドラマの登場人物がそのまま現れてすんなり一気に読みました。
面白かった!!
『広辞苑 第五版』が出た時に買って、辞書を開いて
(辞書ってわりと面白い)と感じたものの長続きせず、
ほとんどが重石の役割でした(苦笑)
最近、読みたい本が皆無なので、しばらくこの作者の本を読んでみることにします。
◇内容◇
言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを
謳いあげる長編小説。
謳いあげる長編小説。
【辞書】言葉という大海原を航海するための船。
【辞書編集部】言葉の海を照らす灯台の明かり。
【辞書編集者】普通の人間。食べて、泣いて、笑って、恋をして。
ただ少し人より言葉の海で遊ぶのがすきなだけ。
【辞書編集部】言葉の海を照らす灯台の明かり。
【辞書編集者】普通の人間。食べて、泣いて、笑って、恋をして。
ただ少し人より言葉の海で遊ぶのがすきなだけ。
玄武書房に勤める馬締光也。
営業部では変人として持て余されていたが、
人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、
辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。
営業部では変人として持て余されていたが、
人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、
辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。
定年間近のベテラン編集者荒木公平、日本語研究に人生を捧げる老学者松本先生、
徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男西岡正志、そして出会った運命の女性香具矢。
徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男西岡正志、そして出会った運命の女性香具矢。
個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく――。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか――。