『最高のウエディングケーキの作り方』
3月
15日
◇内容◇
結婚は二人だけでするものではない?
なら、みんな、なんのために結婚するの?
「二人で最高のパティスリーを作りたい」パティシエの達也と夢を共有し、共に生きることを決めた涼音。
店舗開業の目処もつき、いざ婚姻届を出そうとした時、あることに気付いた。
どうして自分は当たり前のように「夫の氏」を選ぼうとしたのか?
ここにチェックをつけたら、〝遠山涼音〟は、どこへいってしまうのだろう。
夫婦別姓、結婚=幸せへの疑問……が溢れ出す
『最高のアフタヌーンティーの作り方』に続き。
ちょっと疲れる内容でしたが、次第に物語に入り込みました。
昭和の人間には「はぁ・・・そうなのか?」と感じる箇所も多々ありました。
ピュイダムール
エクレール
クイニーアマン
サマープディング
最高のウエディングケーキ
_______私たちを簡単にまとめようとする流れに、負けたりしない。
結婚にかけられた”おめでとう"お幸せに"の呪いや洗礼を解いて、
あなたと私はそれぞれの自分の道を、これからも共に手を取り合って生きていく。
今の時代を垣間見る作品でした。
優雅なアフタヌーンティーに行きたくなりました。
【本】