『マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ』
11月
11日
新聞で目にしたのか? ネットで目にしたのか? 忘れましたが、
面白そうなので図書館で借りました。
それにしても、どこで目にしたのかを忘れるということは
脳に黄色信号が点滅している気がします。
頭の中に薄いベールがかかったような・・・。
商店街を入った路地裏に、深夜にだけひっそりと営業しているカフェがある。
店主は、元超エリートのイケメン、今はドラッグクイーンのシャールさん。
ここには、さまざまな悩みをもつ人が集まってくる。
◎MENU◎
◇「春のキャセロール」
早期退職者候補になった、仕事一筋の40代キャリア女性塔子へ
◇「金のお米パン」
手料理を食べなくなった中学生男子璃久に
◇「世界で一番女王なサラダ」
仕事に夢を見られない、20代のライターさくらへ
◇「大晦日のアドベントスープ」
病を抱え、倒れてしまったシャールへ
彼女に助けられた人々が、素材を持ち込み想いを煮込めた極上スープ
夜食も人々も優しい雰囲気の流れる本でした。
◇本文より◇
心を遊ばせるのがドレスやアクセサリー等の装飾なら、心を育てるのが栄養と愛情がたっぷりつまった美味しい料理だ。
つづきを読みたくなりました。
【本】