【本】『たゆたえども沈まず』
10月
29日
高校生の頃、ゴッホに恋していました。
選択科目の美術で、赤色と黄色と青色を使って油絵を描いたり・・・
ゴッホの小さな本をいつも持ち歩いていました。
先日、テレビで『たゆたえども沈まず』の本の旅が紹介されていました。
既に恋心はないけれど、何となく気になってこの本を借りて読みました。
面白かったです。とても。
◇内容紹介◇
誰も知らない、ゴッホの真実。
天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。
二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。
彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、
パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。
兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。
そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出す。