【本】『群青の魚』福澤徹三 作
1月
27日
最近、読みたい本がなくて、図書館のHPの新着図書一覧を眺めていると、
題名に目が留まり、作者に目が留まりました。
初めて読む作者です。
亡くなったお京さんが以前話していたのを思い出しました。
予約して読みました。
はじめは特養老人ホームの話で、本を閉じたくなりましたが、
それぞれの登場人物の展開が面白く、よく書けた作品でした。
面白かった!!
◇内容◇
特養老人ホーム「敬徳苑」で入所者が何者かに殺害された。
第一発見者で介護員の清水穂香はストーカー被害に悩んでいた。
現場に臨場した交番巡査の武藤大輔は穂香の相談に乗り、ストーカーの正体を暴こうとする。
新米刑事の風間志郎は未解決事件の捜査をきっかけに、半グレ集団の罠に落ちる。
錯綜する事件の果てに巨大な闇が三人を襲う!緻密な描写と予想を裏切る展開!
異色の警察小説。
◇追記◇
この後、『灰色の犬』『白日の鴉』を読みました。
シリーズでした。
『白日の鴉』は、テレビドラマで観ていました。
どちらも読み応えのある作品でした。
福澤くん、面白かったです。