【本】煌煌と輝る月に『銀の砂』
10月
30日
サスペンス。
それよりも気になったのが嫁姑の熾烈な憎悪関係。
この20年の憎悪が蘇ってきました。
今は、形勢は逆転しているけれど、あの日々は決して忘れることができません。
20年一緒に暮らしていても、家族とは思えない関係。
◇内容紹介◇
売れない作家の佐古珠美はかつて、女流ベストセラー作家・豪徳寺ふじ子の秘書だった。
珠美は恋人の俳優・芝崎夕貴斗をふじ子に奪われ、彼女のもとを去った。
夕貴斗は、その後ふじ子とも別れ、いまは行方知れずである。
ある日、珠美のもとをフリーライターの男が訪ねてきた。
夕貴斗のことを訊きたいと言う。なぜ今さら?
過去が追いかけてくる。
手に入れようとしたはずの平穏な生活が崩れ始める。
最後の展開に違和感がありました。
懐かしい星砂がキーワードです。
最近読んだ柴田さんの本には、嫁姑問題が出てきます。
彼女の体験談?