🌹こどもたちへ、若い人たちへ🌹老後に2000万円あればいいの?
1月
4日
2019年、金融庁が厚生労働省のデータをもとに、「老後には、2000万円必要です」。という資料を作り、財務大臣が公表を拒否しましたが、公表され、話題になりました。
「えっ、年金があるんじゃないの?」
「2000万円なんてないよ!」
「2000万円なんてないよ!」
結構話題になり、自分のお金を計算した人も多いと思います。
老後にはいくらあればいいのでしょうか。
そもそも、自分も10代、20代のころには老後のことなんて考えていませんでした。
30代、40代でもそうです。
50代でもそう。
58歳ぐらいになって、ぼちぼち考えないと、なんて考えはじめて、実はこのことに相当後悔しています。
30代、40代でもそうです。
50代でもそう。
58歳ぐらいになって、ぼちぼち考えないと、なんて考えはじめて、実はこのことに相当後悔しています。
ちょっと計算してみると。
日本人の平均年収は、400万円ぐらいです。
アメリカでは1200万円でも低所得者といわれていますが、
日本だとなんとか暮らしていけます(物価が違うからです)
アメリカでは1200万円でも低所得者といわれていますが、
日本だとなんとか暮らしていけます(物価が違うからです)
決して贅沢ができるような金額じゃないと思います。
スーパーでも少しでも安く物を買おう、なんて毎日努力をしながら、年に2回ぐらい家族旅行に行ったり、ボーナスが出たからちょっといいモノを買おう、なんてことができる、ささやかな額だと思います。
スーパーでも少しでも安く物を買おう、なんて毎日努力をしながら、年に2回ぐらい家族旅行に行ったり、ボーナスが出たからちょっといいモノを買おう、なんてことができる、ささやかな額だと思います。
1年で400万円必要だとすると、
5年で2000万円が必要です。
5年で2000万円が必要です。
定年の時に2000万円あったとしても、5年で終わりです。
年金がありますが。
30-40年前ぐらいは、「花の年金生活」なんて言われていました。
それは若者が多かったから。
たくさんの若者が少ない老人を支えていたからです。
ところが、医薬学の発展とともに人の寿命が増える一方で、
夫婦が子供をたくさんつくらなくなってきました。
夫婦が子供をたくさんつくらなくなってきました。
そうすると、少ない若者でたくさんの老人を支えていく必要があります。
当然、老人一人当たりに回せるお金は減っていきます。
1か月の年金って、8-30万円ぐらいです。
1年で96万とか、360万ぐらいの計算になります。
1年で96万とか、360万ぐらいの計算になります。
定年の時に2000万円あっても、それにプラス少し、ぐらいの感じです。
毎日ささやかに暮らしていく一方で、
病気をしたり、突然のアクシデントでお金が必要となることが当然発生します。
病気をしたり、突然のアクシデントでお金が必要となることが当然発生します。
つまり、2000万円ではぜんぜん足りないと思っていたほうがいいです。
「足りるよ」なんて言っている人たちもいますが、どう考えても足りません。
「足りるよ」なんて言っている人たちもいますが、どう考えても足りません。
2000万円、というのは、日本人の平均年収以上にお金をもらっている人たち、つまり役人が、紙の上で計算したお試し算にすぎないのです。もしかすると、毎年2000万円ぐらいの収入がある人が考えた額じゃないの、なんて思ったりします。
これに対する準備が必要です。
こどもたちへ、若い人たちへ