【野寄區 (十一)】
庄内地區の野寄區のだんじりは他と比べると比較的大きなだんりじです。
だんじりの大きさは、各地区によって違いますが、だいたい、高さが4m、幅3m、長さ6mくらいです。
重さは、これも各地区によって違いますが、飾り付けをしたお祭り時だと、
4~5トンぐらいで、人が乗るとさらに重たくなります。
庄内地区にはだんじりがこの野寄區と、横屋區、西青木區、岡本區の4基があります。
この地域には、「野寄会館」 があり、大日女尊神社があります。
《だんじり基礎知識 ⑨》
地車は多くの人たちに支えられて運行されます。
運行の中心は、総責任者(帳頭)、副責任者(服帳頭)、会計、書紀、若中頭、等で構成。
【だんじり役割分担】
纏、旗持、交渉役、網先、網中、網元、前梃子、後梃子、鳴物、大工方、指揮者(ブレーキ役)等々・・・
「ブレーキ役」 が、重要で地車曳役責任者になります。
【大工方とは】
屋根に乗り地車の進行を後ろに伝える役目もある。
だんじりの屋根に乗る大工方とは、電線や樹の枝をよけ、屋根や提灯を守ります。
屋根の上で踊るようになったのは、昭和50年頃から盛んになりました。
【地車の鳴り物】
地車の鳴り物(祭礼囃子)は次の楽器を使用します。
大太鼓、小太鼓、半鐘、二丁鉦(双盤鉦)を使います。
二丁鉦(双盤鉦)は九州では 「ちきりん」 ともいい、2基で1セットになります。
大太鼓と半鐘は地車の下部(底)に位置し、半鐘と二丁鉦は上部に位置します。
【住吉地區】 呉田區、宮本西區、茶屋區、吉田區、空區、山田區、反高林區、住之江區、観音林區(神輿)
【庄内地區】 野寄區、横屋區、西青木區、岡本區
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