【大分市の歴史を訪ねて (其の壱)】
『王子神社』 大分市王子北町3-22
★日本でただ一カ所の鋳鉄製鳥居がある神社です! 我が実家の氏神様です!
★創建は延久元年(1069年)、拝殿に架かる扁額を見ると本来は 「若一王子大権現」 と称すようです。
★この辺りは江戸時代駄ノ原(だのはる)村と称し、「駄ノ原鋳物師」と呼ばれる職人が多く居住した地域で、
入口の鳥居は明神鳥居の様式をとるもので、寛政8年(1796)府内藩主・松平近儔(ちかとも)により奉納された市重要文化財指定の鋳鉄製の鳥居です。
昭和20年(1945)7月16日の大分空襲の際に被災し、笠木、鳥木は新造しましたが、柱と貫は制作当時のものです。
★この鳥居を製造した駄ノ原鋳物師(植木氏、渡辺氏、吉松氏等)は、この駄ノ原一体を拠点とし古くは大友家に仕え石火矢(大砲)の製造をはじめ、梵鐘や仏像、日用品に至るまで多くの金物を手がけた。
★大友氏などにより多くの造営が行われてきたが、昭和二十年の空襲で焼け、その後ようやく昭和三十五年に神殿・拝殿その他が再建された。
※実家の氏神で父は亡くなるまで宮総代を務め、今では例祭であたりまえに行われている神輿の復活や子供祭りや子供神輿の復活・巡行に携わりました。
また、父は大蔵省財務局に努めていた関係から、慣れている文章作成や会計の仕事も任され、宮総代と総務、会計経理も兼任していました。
※父は大のお祭り好きで町内の皆さんから慕わられてました。大分独特の拍子であるチキリン囃子を子供のころ父から教わり、よく例祭のときに叩いた思い出があります♫
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