今では数少なくなった大衆演劇の公演が行なわれている劇場です。 大衆演劇場の中でも、日本一大きな舞台を誇る 『新開地劇場』 昭和21年(1946年)ミナト神戸の興行街・新開地の実演劇場として誕生した新開地劇場。 芝居と歌謡ショーを上演し、人気を博しました。 昭和22年から23年までは、映画スターの巡業先として、嵐寛寿郎、長谷川一夫、山田五十鈴などが出演。 大衆演劇界からは、梅沢昇、金井修、女剣戟の大江美智子、不二洋子、浅香光代などが公演。 歌手では藤山一郎、岡晴夫、近江敏郎、田端義夫、村田英雄、美空ひばり、江利チエミ、雪村いずみなど、 往年の大スターたちが新開地のステージを飾りました。 ★現在の劇場は阪神淡路大震災を乗り越え、大衆演劇専門館として震災直後の、 平成7年(1995年)12月6日、柿落とし公演を披露した新劇場です。