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神戸角打ち学会(至福の立ち呑み)

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全量が純米酒 伏見の銘酒 『玉乃光』 ⑭

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延宝元年(1873年)和歌山市寄合町に創業、戦災以後(昭和27年から40年代半にかけて)、京都伏見に移転。

    「玉乃光酒造」  京都市伏見区東堺町

玉乃光酒造は、1964年(昭和39年)、業界に先駆け純米酒を復興し発売し以後、そのほとんどが純米吟醸酒。


【酒は昔から純米酒でした】
  室町時代(1440年代)、奈良菩提山正暦寺で現在の日本酒の製法の基礎が確立されたとされているが、
  それに先立つ平安時代(10世紀前後)に同じく奈良(南都)の寺院で
  「南都諸白」(なんともろはく)といわれる僧坊酒(寺院が造るお酒)が造られていた。
  この僧坊酒は麹米・掛け米とも精白米が使われ、純米酒であったとされている。
  以来、1,000年、日本酒は米だけを原料とする純米酒でしたが・・・ (続く)

【アルコール添加時代に】 
  しかし、1944年(昭和19年)、第2次世界大戦のさ中、食料難と戦地へ送る酒量を確保するため、
  国家の統制により日本酒に醸造アルコールを添加しアル添酒とすることが義務付けられることになった。
  さらに、1949年(昭和24年)、国家再建のため、財政措置として当時横行していた闇酒を排除し、
  酒税を確保することが必要とされ、闇酒より安い日本酒を公定価格で販売するため三増酒が販売されることになった。
   (元の日本酒の量の3倍になるまでアルコールを添加し、さらに飴・葡萄糖・グルタミン酸ソーダ等を添加した酒)

※醸造アルコールとは
  醸造アルコールとは、主に廃糖蜜(さとうきびから砂糖を精製した後のかなりの残糖分を含むもの)を、
  原料にアルコール発酵させた後、蒸留して純度を高めたもの。

 
  ★この純米酒の問題は改めて後日(本ブログルにて)詳しくレポートいたします。


#グルメ #バー #レストラン

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量産型水野
量産型水野さんからコメント
投稿日 2013-03-07 09:55

お酒って面白いですよね、どんな時代にもお酒が絡んでいると言うか。現代もそうですけど発泡酒とか第三のビールとかって酒の為なら法をかいくぐってって感じで・・・それだけ酒が求められていると言うか・・・

ただ一つ言える事は人間は酒が好き、嫌いな人もいると思うけどお菓子には洋酒が入っているとこもあるだろうし料理だって調理酒が入っているかもしれないし・・・と結局は酒はなじみ深いって事ですね

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神戸のおいさん
神戸のおいさんさんからコメント
投稿日 2013-03-07 23:17

日本の酒文化、世界の酒文化は人類とともに歩んできました。
お酒なくして歴史は語れませんね。

仰るとおり、近年の醸造技術は大躍進をしていますね。
特にビール業界はそれの最たるものですね^^

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ペガサス
ペガサスさんからコメント
投稿日 2013-03-07 19:13

ずーっと日本酒を敬遠していたのですけど、今の日本酒は「新世記」になっていますね。やっと日本酒の良さに築きました。私の中で「日本酒補間計画」始動です。

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神戸のおいさん
神戸のおいさんさんからコメント
投稿日 2013-03-07 23:36

一昔前までの日本酒が最近大きく変わりました。
それはバブルが弾け、若者の日本酒離れ、焼酎・ワイン・酎ハイ・ハイボールブーム等により、
日本酒が売れなくなりました。
売れなくなった理由は他にも、蔵の放漫経営、PR不足、技術の低迷等も一因です。

そこで各蔵元が世代交代し、古い経営体質を変え、固定観念の杜氏を排除し、
東農大等で醸造學を学んだ若き蔵元が新たな感覚での日本酒を造る蔵が増えて、
やっと日本酒の人気が少しずつでてくるようになりました。
もちろん良いお酒の伝統・文化・醸造は守りながらです。

いい酒を造る、美味しい酒を造る、当たり前のことができていませんでした。
初めて日本酒を飲む方は美味しいいい酒を飲んでいただきたい。
日本酒のイメージは良くも悪くも、最初に飲む酒で決まりますから。

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