壇ノ浦の戦いの前夜には平家一門が酒宴を開いたと伝えられる。 神社名となっている 「和布刈(めかり)」 とは 「ワカメを刈る」 の意味。 毎年旧暦元旦の未明に三人の神職がそれぞれ松明、手桶、鎌を持って神社の前の関門海峡に入り、 海岸でワカメを刈り採って、神前に供える 「和布刈神事(めかりしんじ)」 が行われる。 和銅3年(710年)には神事で供えられたワカメが朝廷に献上されているとの記述が残っている。 福岡県の無形文化財に指定されている。