四季織々〜景望綴

大きなカステラですか・・。



ふと、自分の子供時代を思い出してしまいました。

カステラなど、いつごろ口にしただろうかと…。



モノが豊かになり、児童がが普通に食事を取れているからこそ、お料理や食べる話題を絵本にしてもいい時代なんだと、改めて感じました。



もう三学期が始まっていますが、１月の最初の登校日には、各自がお餅やお米を持参し集め、施設に届けていた時代がありました。



飽食の時代だと言われて久しいですが、貧しくとも元気な時代があったことだけは、忘れないでいたいです。

森の道の真ん中で、ぐりとぐらは、落ちていた大きなたまごを見つけます。

大きなお鍋で、大きなカステラを焼いて、森のみんなとからっぽになるまで食べました。

大きなたまごの殻は、有効利用して自動車を作りました。



この絵本の初版は、１９６３年１２月でした。もう、４６年以上読み継がれています。その頃のカステラは、宝物のようなお菓子だったことでしょうね。

しっくりこなかった絵本も時間お流れと共に、

感性に変化が出てきたのでしょうか･･･。



感性の変化というものを感じさせるお話でした･･･。

時間の流れは、良いお味を出すことがありますね。

感動したことが薄れることもありますが、日々の成長とともに豊かな感性が生まれることが多くなる気がします。

１０年経ってもやはりしっくりこないのでしょうか？

これを書くまでは、しっくり来なかったのですが、久しぶりに絵本を開いて見て、読みたくなりました。

読み聞かせは大切だと聞いて、小学校低学年の子供に「ネバーエンディエングストーリー」を選んだのですが、いつの間にか親子で寝入っていました。(;^_^A

お休み前には良かったのですが、ちゃんとした読み聞かせにはなりませんでした。(・・；)

孫には、ちゃんとした読み聞かせをしてあげたいと思っていますので、この本を覚えておきます！

　

読み聞かせをしながら、そのまま寝入ってしまうのは、親子で大切なことです。心地よい眠りに就けますものね。



わたしは、出産祝いに必ず『じゃあじゃあびりびり』を贈ります。

１歳のお誕生日には『ちびゴリラのちびちび』を贈ります。

贈った子どもたちは、不思議と本好きになっているようです。

素敵な本のご紹介ありがとうございました！