ネットリテラシー
マネーリテラシー
ヘルスリテラシー
・
・
・
世の中には様々な〇〇リテラシーがある。
リテラシーって何だ?
調べてみると
【リテラシーとは、もともと「読み書きの能力」を指す言葉であったが、現在では「特定の分野」における知識やその活用能力を意味する】
とある。
興味があって調べてみると、あった。
『感情リテラシー』
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
感情は、すべての人に備わっている自然な反応。
喜び
怒り
悲しみ
不安
我々はこれまで、無数の感情を経験してきた。
それらの感情に気づき、言葉にし、意味づけていく力
それが「感情リテラシー」。
感情リテラシーとは、単なる『感情のコントロール』ではない。
感情を認識し、表現し、理解するための「言語力」のようなもの。
この力が育まれることで、私たちは自分自身と向き合いやすくなり、他者との関係性にも深さとしなやかさが生まれていく。
感情リテラシーが高まると、自分の感情に気づき、それを言葉で捉えられるようになる。
たとえば
「なんとなくモヤモヤしている」と感じたときに、
「これは不安かもしれない」
「期待していたからこそ、裏切られたように感じているのかもしれない」
と言語化できることで、感情が「ただの重さ」ではなく、『メッセージ』として扱えるようになる。
自分が納得できていないことには『重さ』がともなう。
だからか、頭も心も重いのは(笑)
このプロセスは、自己理解の土台になるだけでなく、自分との誠実な対話の入り口にもなる。
「どうしたら落ち着くか」
「どんな価値が傷ついたか」
を丁寧に探ることで、自分の輪郭が、少しずつ明確になっていく。
また
感情を適切に言葉にできる人は、他者にその感情を伝えることもできるようになる。
「あなたの言葉に少し傷ついた。責めたいわけじゃないけど、驚いた。」
というように、責めずに、でも誠実に感情を共有できることが関係性の質を高めていく。
多くの人はココを遠慮するから、感情に「重さ」が生まれ、そして重みが増していくんだろう。
また、相手の感情に気づく感度も高まり、
「この人は今、怒っているように見えるけど、本当は不安なのかもしれない」などと『表面の感情』と『奥にある感情』を見分ける力が育っていく。
それは、対話において「共感」と「安全性」を生み出す力でもあるような気がする。
そして大事だなと思うのがココで
感情リテラシーがある人は、行動が「感情とつながったかたち」で選ばれていく傾向があるように思っている。
それは怒りたい時に怒るとか、自由気ままなものではなくてね(笑)
「本当は断りたかったけど、申し訳なさで引き受けてしまった」
ではなく
「私は今、遠慮して引き受けようとしている。でも、それによって自分の疲れを犠牲にすることになる」
と気づけることで、自分にとって納得のいく選択が可能になる。
この一致性こそがとても重要で
自己の誠実さや行動の意味を高める土台となり、結果的に「無理のない関わり方」や「自分らしい生き方」へとつながっていくと思っている。
行動と感情の『一致性』が育む。
それを意識して過ごすことが、『心の言語力』を高めることにつながり、そして自分自身の人生の質を、きっと今よりも濃密なものにしてくれるんだと思う。