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昭和の名作【君の名は】

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作詞:菊田一夫 作曲:古関裕而... 作詞:菊田一夫 作曲:古関裕而

君の名はと たずねし人あり
その人の 名も知らず
今日砂山に ただひとり来て
浜昼顔に きいてみる
夜霧の街 思い出の橋よ すぎた... 夜霧の街 思い出の橋よ
すぎた日の あの夜が
ただなんとなく 胸にしみじみ
東京恋しや 忘れられぬ

海のはてに 満月が出たよ 浜木... 海のはてに 満月が出たよ
浜木綿(はまゆう)の 花の香に
海女(あま)は真珠の 涙ほろほろ
夜の汽笛が かなしいか
脚本家・菊田一夫の代表作。1952年にラジオドラマで放送され、多大な人気を獲得した。ただし、最初の半年間は菊田が「人々の戦争体験を主題に」シリアスタッチで描いていたため、あまり人気はなかった。真知子と春樹との恋愛にドラマが集中し始め、初めて人気番組となった。「番組が始まる時間になると、銭湯の女湯から人が消える」といわれるほどであったという。

 この銭湯でのエピソードは、「松竹の宣伝部が作った虚構である」という説もあった。
しかし、庶民の娯楽はラジオドラマ、勿論家庭に風呂なぞない。この夕方での放送時間帯銭湯に行ってはドラマは聞けない。
あまりの人気に、映画は~三部まで、TVが視聴可能な時代は
1952年から1954年に日本のNHKラジオで放送されたラジオドラマである。映画化、テレビドラマ化、舞台化もされた。


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