高齢者の運転免許書の返納
6月
12日
総人口が27万人減少する一方、高齢者は44万人増加
75歳以上の男子:682万人
75歳以上の女子:1063万人
岩魚太郎の免許書返納
私の運転歴は60年、御年79歳で返納した。
返納したきっかけはこうだ。
自宅の一車線の狭い道路から、二車線の一般道に出て、その道路を左折予定であった。
その道路は、私が運転する進行一番手前に広い歩道、その歩道の向こうに左方向の車道、その向こうに右方向の車道がある道路である。
私は、何を勘違いしたのか、広い歩道の手前で一旦停止して、広い歩道を車道と勘違いしてハンドルを左に回した時点で、歩道であることに気づき、停車後あわててバックした。
幸い歩道には、車半分左に乗り上げた時点で気がついた。
運転歴60年で初めての経験である。
日常生活に於いては、多少加齢による物忘れの自覚はあるが、車道と間違えて歩道にハンドルを切ったのは初めてである。
自分の運転技術(車両の操作)は、絶対の自信があった。しかし、状況判断、歩道を車道と勘違いして歩道にハンドを切る!
狭い歩道であればそんなことはしないだろう。車両が乗り入れ可能な広い歩道だから間違えた……加齢と共の、状況判断の能力低下を自覚した。
家族には、その事を言わなかったが、家族に免許書を返納する話した。
買い物に不便だ。重い買い物をした時配達料金を取られる。雨降りが不便。旅行。その他車生活の便利さを放棄しなければならぬ不便さに反対された。
平成27年、免許書を返納した。
買い物は、家族三人自転車で楽しんでいる。