韓国ドラマ見聞記と愛と性
11月
3日
韓国ダラマ史劇にはまっています。
韓国ドラマ時代劇（史劇と言うらしい）に一貫しているは、登場する主人公の純愛である。ストリーの展開にともなって、それとからみながらの愛の物語が進展してゆく。
必ず主人公の男性に対して複数の女性。そしておどけ役のピエロ役。
特に愛の展開のシーンは、キッスシーンも無く、もちろんベットシーンも皆無である。愛の表現手法は顔の表情と手と抱擁である。
近来の日本ドラマに無い純愛物語の展開をさせながら進めている。
広辞苑の解説
【愛】
親兄弟のいつくしみ合う心。人間や生物への思いやり。「愛情・博愛・人類愛」 男女間の、相手を慕う情。恋。「恋愛・求愛」かわいがること。大切にすること。「愛護・寵愛」
「愛好・愛唱」。好色二代男「愛惜・割愛」〔仏〕愛欲。愛着ｱｲｼﾞﾔｸ。渇愛。強い欲望。十二因縁では第八支に位置づけられ、迷いの根源として否定的にみられる。今昔物語集二「その形、端正なるを見て、忽ちに―の心をおこして妻ﾒとせんと思ひて」
キリスト教で、神が、自らを犠牲にして、人間をあまねく限りなくいつくしむこと。（抜粋）
【愛欲】
〔仏〕対象に強く執着すること。特に、深く妻子などを愛する情。生死界に流転する原因となる。 異性への性的な欲望。
【純愛】
純粋な愛。ひたすらな愛情。
【性愛】
男女間の本能的な愛欲。
一般的に言う「純愛」とは、異性愛のことを指し、男女・雌雄の性を異にする者同士の愛であり、究極的には、自分自身に最も理想的な子作りの相手に対する感情である。
地球上で命を育む動物の中で、生殖行為をする際に、密かに隠れて、他人に見られないようにして行っているのは、唯一人間のみである。
まれに他人の視線にささらされながら性行為に励むアブノーマルな人間もいるが、一般的には性は秘め事である。
愛欲も肉欲も性欲も、性に絡む言葉は、究極の目的である人間（命を育む動物）の本能、命の継承を続ける生殖行為を指す言葉のなにものでもない。
結婚式、生殖行為を公する儀式である。
純愛も、最も理想的な命を継承する相手である。
韓国史劇の良さは、性行為（雄雌で裸になってからみあう様）を感じさせない【純愛】と言うオブラートで包んで物語を展開していく様式に感動を覚えるのである。
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