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岩魚太郎の何でも歳時記

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テレビを見る。ああ感動の自然。

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下記はTBS 2月11日(火)のテレビ番組の案内である。

18:55 感動!北の大自然スペシャル…森のラブレター 倉本聰が贈る果てしない命の物語▽四季絶景富良野の森で幸せの原点探し▽里山で暮らす老夫婦心にしみる1年▽北海道の緑深い森でフクロウ子育て親子愛▽秘境…神が宿る清流に息づく生命▽奇跡の星・地球…未来の子供たちへ
国分太一 倉本聰 竹下景子 渡辺満里奈

終わりのナレーション
一滴の水は、命を育むもっとも大切の資源、木も動物も人間も水なくして生きてはいけない。木も動物も水は汚さない。汚しているのは人間だけ。
そんな言葉でこの番組は終わっている。
岩魚太郎は感動した。

渓流魚と言われる岩魚も山女魚も、渓流に生きる川虫で育っている。川虫は、川に落ちた落ち葉が腐ってその腐った落ち葉を栄養素として育っている。その落ち葉は、広葉樹林と言われるものである。
落ち葉は川虫を育てるだけではなく、木の葉を落とすことによって、木が育成され、落ち葉は土に溶け込み、その土壌から木の根が養分を吸収して木は育つ。
そして落ち葉の積み重ねで山事態が自然のダムとなって、保水し、水を浄化して、湧き水となって川に流れる。その川で岩魚や山女魚や鮎が命を育み、鮭が母なる川に戻って産卵する。

林野庁は「みどりのオーナ」と言う詐欺まがいのシステムで猛烈な勢いで自然林を伐採し、杉の植林をしてきた。
その結果、花粉症の人々が増加し、山の保水能力は減少、堰堤が出来、魚の生息が不可となっていった。
人々は知らない。集中豪雨の被害に見舞われる河川の源流域には、必ずと言っていいほど杉の植林がある。
杉を植林した山には保水能力は皆無で、杉林には木の子も生えない。
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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2009-02-12 09:45

よく春冬には低山を歩きます。

ほんとによくこれだけ植林したと思うほど杉林です。

杉林には虫もほとんどいないんですよね。
これからスギ花粉症はひどくなるばかりということです。

人間が破壊した自然は戻らない気がしますね・・・。

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岩魚太郎
岩魚太郎さんからコメント
投稿日 2009-02-12 21:38

全くそうです。キノコも生えない虫もいません。植林は林野庁。河川管理は国土交通省、バラバラの行政です。

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