平成20年10月16日(木)の読売新聞13面に掲載している記事の要約。
「死刑」
法務大臣が死刑執行命令書にサイン、死刑囚が収監されている拘置所で死刑が執行される。
死刑執行がおこなわれる壁の向こうには、頭上に赤ランプが点灯する押しボタンが五つある。
五人の刑務官がその赤ランプが点灯する押しボタンの前に整列する。
看守部長の力強い声。
「押せ!」
刑務官五人が一斉に右手親指で力いっぱいボタンを押し込んだ。
踏み板が開いた音が壁の方から響いてきた気がした。
直接踏み板を開いた押しボタンの刑務官は不明。
「俺の押しボタンだったのかな?」
この押しボタンを押した日は家族にも言えない。
押しボタンを押す手当は「特殊勤務手当」が支給される。
二万円である。
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投稿日 2008-10-17 00:01
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2008-10-17 09:52
ワオ!と言っているユーザー