8月15日に思う 戦争 人殺し
8月
13日
「終戦直前の東城英機(太平洋戦争開戦時の首相)手記発見」「大東亜戦争、自在自衛が目的」とあった。アメリカの広島長崎への原爆投下も、自国の軍隊を守る大義名分であるが、第二次太平洋戦争の引き金を引いたのも「自在自衛が目的」と言う大義名分であったのです。記事の論評によると「東条英機元首相の本音が散見された」とあった。
自衛のための戦争、核抑止力のため核戦力の維持、自分たちが核保有していても、自分たち以外は、核拡散は平和の驚異と言う論理矛盾・・・
国家間の紛争でも、個人的な紛争でも、大義名分は同じである。
国家間の紛争は、敵兵を数多く殺せば英雄、個人で人を殺せば殺人、テロ行為の報復で断固テロと戦えば正義、個人で復讐すれば殺人・・・
理由の如何に関わらず、人間が人間を殺す行為は「悪」である。その悪に対して「善」の力は何処へ消えてしまったのだろうか??