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  • ハッシュタグ「#受験」の検索結果1671件

師走の足音 (ラッコ横山)

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師走の足音 (ラッコ横山)
 クリスマスが終わると急に師走のあわただしさを感じます。朝から銀行には長い列。年の瀬の大掃除の準備か、たくさんの買い物袋を抱えて足早に歩く人が増えました。店頭には正月飾りが並び、道行く人が立ち止まって品定め。年の暮れるのも早いものです。

 今年こそは○○をするぞ!と意気込んだ正月のつもりがもう年の暮れです。反応が鈍くなったのか、あるいは動きが鈍化しているのか、なかなか思うように行動できません。結局はまたもや反省の一年だったことにさらに反省です。

          ラッコ横山
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今年の漢字 (ラッコ横山)

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今年の漢字 (ラッコ横山)
  【偽】


  2007年を表す漢字に決まったそうです。確かにいろいろな事件や事故が起きました。その背景には人をだます行為が強く感じられて選定されたのでしょう。

  しかし、この字が今年の漢字かと思うと、考えさせられるものがあります。反省の1年として来年は夢のある漢字が選ばれればと期待しましょう。

         (ラッコ横山)
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アナログ (ラッコ横山)

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アナログ (ラッコ横山)
 
 ある夜遅く、帰宅するとなにやらテーブルの上に一つの山ができていました。明かりをつけるとそれはたくさんの単語帳の山でした。娘が暗記のために購入してきたようです。相変わらず要領が悪いからか性格なのか、未だに書いて覚える習慣が抜けないようです。思い返せば、小学校の低学年のころから書いて覚える日々を過ごきていたようです。

 昨今はゲーム機で勉強ができたり、コンパクトなデジタル式の辞書や学習ツールもたくさん市場に出回っています。しかし、自分の手で手間隙をかけて作った単語帳のようなものも愛着があるのか、それともパーソナルで自分にとって使いやすいのか、それぞれのようです。

          ラッコ横山
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長期ビジョン (ラッコ横山)

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長期ビジョン (ラッコ横山)
 長嶋ジャパン・王ジャパンと育んできた日の丸魂が、闘将・星野監督のもと召集された選手・コーチ・そして裏方の皆さんの力によって花開きました。

 久しぶりに手に汗を握る場面を体感できました。普段は別々のユニフォームを着た選手が、日の丸を背負うことで国の威信をかけて戦う同志となりました。長嶋監督も王監督も試合後に体調を壊し入院あるいは手術を強いられるほどのプレッシャーが日の丸にはこめられているのでしょう。その過酷さは想像もできません。

 たくさんの人が同じ目標に向かって力を合わせることはとても素晴らしいことです。ちょうど高度経済成長期の日本はこのような状態がずっと続いていたのでしょう。誰もが迷うことなく勉強に仕事に汗を流していたことでしょう。しかし、現代では豊かな生活背景がどんどん個人主義に流れています。自分さえよければよいという考え方が、いろいろなところで影響を及ぼしています。


 先日、若い技術者の世界オリンピック「国際技能オリンピック」の特集を見ました。金型製造など製品化する前の最も大切な特殊技能を競うイベントです。20年前までは日本がダントツの強さを誇った大会も、今では韓国をはじめアジア各国が追いつき追い越す勢いを見せています。選ばれた世界の若者が4日間もの長丁場で技を競い合います。

 日本はこの20年で多くの製造現場を海外へ移行しました。同時に技術も海外へ輸出しました。そのことが国内の技術力向上を抑制し、さらには有能な技術者が活躍する場を失ったのです。今では各企業の中に「ものづくり塾」なる匠の技を伝承する場を設けないと消え行く運命にあるそうです。

 結局、最も重視される金型では10年ぶりに日本の若者が優勝しましたが、金メダルの数では圧倒的に韓国の勝利となりました。国家を挙げて取り組んだ結果です。国と企業そして工業高校の連携が多くの有能な技術者を育てる取り組みになったようです。

 最近のOECD発表によると、日本の子ども達の理数系離れと読解力の低下が顕著でした。高い学力も高い技術力も、ともに国を支える大事な力です。国を挙げての取り組みが急務なようです。まずは家庭でできること、自ら学ぶための訓練や創造するゆとりを大切にしていきたいものです。

 10年ぶりに金メダルをもたらした若者を育てたコーチのコメントです。「全ての技術を教えることはしません。結局は自分で悩み工夫して考え出せてこそ、有能な技術者なのです。」

            ラッコ横山
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制限コードと精密コード (カーネル笠井)

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制限コードと精密コード (カー...
 制限コード、精密コードとは、知人がよく保護者会などで話していた、子供、特に幼児の知力を伸ばす上手な子育てに関することです。制限コードとは、「あれ」「それ」などの代名詞を多用する会話のことで、精密コードとは、代名詞をあまり使わずに、常に主語と述語をはっきりさせる会話のことです。たとえば、精密コードだと「昨日買って来たオレンジジュースはまだ残っている?」としっかり話します。制限コードだと「昨日のあれ、まだある?」になってしまいます。良く会話のできている間柄であればこれで通じてしまい、“あ・うんの呼吸”のようで良いことのように思われがちです。ところが、こういう会話をしていると幼い子供の知力を伸ばすのには大きな障害となるのだそうです。できるだけ代名詞は使わずに、常に主語と述語をはっきり使う会話に心掛ければ、子供の知力は自然と大きく伸びるのだそうです。

 若い頃はほとんどそんなことは何も考えずに子育てをしていましたが、最近になりだいぶ状況が変わってきていることに気がつきました。

妻「おいしいケーキをいただいたの。今食べる?」
私「今食べると胃がもたれるから、夕食のときに出して欲しいんだけど。」
妻「じゃあ、そうするね。」
私「ところで、昨日たのんでおいたトレーナーの洗濯はできている?」
妻「もう朝から干してあるから、すぐに出すね。」

---数分後---

私「あれ、出してくれた。」
妻「あれは夕食のときって言っていたのに、もう食べるの?」
会話をしていても、考えていることは自分の興味があることが中心になってしまっているのです。お互いの“あれ”はちがっていて、お笑いコンビのアンジャッシュがよくする漫才のようになっていたのです。

 孫と言われても不思議のない年令で子供ができたことを機に、私の提案で精密コードの会話をしようと妻と約束しました。ついでに、あんまり幼児語は使わずに育てることも同時に約束したのです。初めは、妻が私に注意されることがほとんどでした。

妻「あれ、してくれた?」
私「何のことか、さっぱりわからないよ。」
妻「夫婦なんだからそれくらいのこといちいち説明しなくたってわかるでしょう。そんなことまで説明しなくちゃいけないなんておかしいわよ。」
と逆切れしていました。それでも、子供のためだからと言うと何とかおさまっていました。しかし最近ではこの逆が多くなってしまったのです。
私「あれは何でいつまでもあんな所に放ってあるの?」
妻「主語を言ってくれないと何のことかわかりません。」
などと冷たく言われて、ついムカッときてしまうのですが、言い出しっぺは私です。じっとがまんして言い直すことが多くなってしまいました。この精密コードの会話に気を使うようにすると、もう一つの約束事であった幼児語の方は自然と使わなくなっていました。

 さて子供の方はと言うと、はじめから大人の会話の中で育ったせいか、言葉に対する興味は上の兄弟達よりもかなり進んでいるようです。しょっちゅう「救急って何のこと?」などと説明を求められて答えるのがなかなかやっかいです。まだまだこの先のことはわかりませんが、この精密コードによる会話は多少なりとも子育てに効果があるようです。チャンスのある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。くれぐれも夫婦げんかにならないように注意をしながらですが。
                              カーネル笠井
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コーチング的視点 (母の目線)

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コーチング的視点 (母の目線)
明日から12月、今年も残り1ヶ月となりました。
このことをコーチング的視点でいうと
「まだ1ヶ月も残っています」
前向きで建設的な見方です。

先日もセミナーで、
「やろうと思って未完了なことはありませんか」と問いかけました。
情報を得たり、足掛かりをつけることは
まだまだ間に合います。
たとえばパンフレットを取り寄せたり、電話で問い合わせたり、
来年につなげる行動を起こしておくこと。
下準備をして年の瀬を迎えれば、
来年のフットワークが増すでしょう。

このことは子ども達の勉強にもいえます。
子ども達は千差万別です。
入力と出力が同時に出来る子、
全部入力が終わってからでないと出力できない子、
自分の充電器が見つからない子
同じ学年ということでは括れない違いがあります。
自分の得意と不得意を知り、
また理解している点、不明瞭な点を明確にして
来年につなげられるといいですね。

            福井
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我家流(母の目線)

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我家流(母の目線)
今日、横浜に向かう電車で見た光景、
時代が変わったことを改めて感じました。

昼過ぎのすいた電車に乗り込んできた学生服の6人組が
私の前の席に並んで座りました。
乗っていたふた駅の間、互いにひと言もしゃべらず、
それぞれが携帯電話を操作していました。
目もあわせず、ただ画面を見ている姿は
奇妙で、携帯電話に管理されているようです。

私の育った頃は、家には一台しか電話はなく
コードレスでもありませんから、
取り次いだ母には誰からかかった電話かわかってしまいますし、
いやおうなく会話がまわりに聞こえてしまいます。
娘を育てた時期もパソコンも携帯電話も
今ほど普及していなかったので、
親の目が行き届く範囲でした。
今、子育てをしている親御さんは大変だと思います。
どこまで許して、どこまで厳しくするか、
日々悩まれるのではないでしょうか。
我家流を貫いてほしいと願いつつ、
それを実行していく難しさも伝わってきます。

              福井
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中学受験 悪循環のスパイラル (ラッコ横山)

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中学受験 悪循環のスパイラル ...
 中学受験勉強を始めると、どうしても家庭学習が夜遅くになってしまうことが起きてきます。そしてこのことが日々の生活スタイル全体にさまざまな悪影響を及ぼすことになってしまいます。そのため、まずは原因の究明とその対策が必要になります。

<原因と対策>

・勉強が後で遊びや好きなことが先になる → 嫌なことが先で、好きなことが後に
・家ではどうしてもリラックスしてしまう → 1週間の生活計画を立てる
・勉強が嫌い → 勉強をゲーム感覚で行う(クイズ形式や星取表などを利用)
・急な予定やイベントなどでなかなか毎日が落ち着かない → 1週間の生活スタイルを固定化する
・夜遅くなると勉強の効率が落ちる → 朝型に切り替え、学校から帰ってくる夕方と朝に勉強をする
・家の中が騒がしく勉強に集中できない → 家族も受験生の生活スタイルに可能な限り協力する

 先日受験生のお母さんから、朝型に切り替えたところ、まったく勉強の進み方が変わったとお話をうかがいました。それまではどうしても深夜にまで及ぶような悪循環スパイラルだったため、やり残しが出たり、次の日の朝がとても眠かったりと、悪いことが重なっていたそうです。しかし、思い切り、子どもらしく夜は遅くとも23時には就寝し、朝は6時に起床するようにしたそうです。

 実際に入試のことを考えても朝は9時に1教科目が始まります。そのため、その3時間前には起床していないと頭が働かないものです。早めに朝型に切り替えることは有効な手段だと思います。
  
 『脱!悪循環スパイラル』でいきましょう!

    (ラッコ横山)
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忙しい子ども (ラッコ横山)

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忙しい子ども (ラッコ横山)
 年の瀬が近いせいでしょうか?子ども達が段々と落ち着かなくなってきているようです。きっと、世の中の変化が原因なのでしょう。すでに街ではクリスマスイルミネーションも始まり、なんやかんやと一年中イベント気分のようです。ずっと静かな環境を保つことさえ難しくなってきているように感じます。


 先日もあるお母さんから「子どもが家でボーッとしていると、すぐに勉強しなさい!と言ってしまうのです」とご相談されました。親の心理として目の前でボーッとしているよりは勉強をしてくれているほうがきっと安心なのでしょう。しかし、いつも口うるさい親だと段々とその話題から遠ざかってしまうことがあります。わが子に何かをさせていないと安心できない親御さんが増えているようです。しかし、人間そんなにとりえがあるはずもありません。せめて一つか二つだけでも十分なのではないでしょうか。


 子どもは順応性が高い半面、持続力は発展途上です。あれもこれもと盛りだくさんの毎日を過ごしているうちに、一つのことに集中する能力が低下していくことがあります。しかし勉強面では一番大切な取り組みです。子ども達がじっくりと好きなことに取り組む時間を大切にしていきたいものです。

          (ラッコ横山)
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無料の特効薬 『深呼吸』 (カーネル笠井)

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無料の特効薬 『深呼吸』 (カ...
 緊張感と、それが解かれたときの開放感はとても素晴らしいもので、生きていくための楽しみともなるはずのものです。ですから、うまくこの緊張感を利用できればやる気のもとにもなり、その結果と合わせてとても実りの多いものになるはずです。ところが、その緊張感のせいで大きな失敗をすると、人はその緊張感のもととなるものをさけ、自分の行動を制限しがちになります。

 「人前で話をしたときに、足がうまく前に出なくてへんな歩き方になってしまったり、声がふるえて考えていたことが言えずに失敗してしまった。」「大事な試験を受けたとき、指がふるえたり頭がボッーとしてしまって、何も考えられなくなり失敗してしまった。」こんな多くの声に、人が緊張する仕組みを調べる実験が行われました。そして、その結果は意外と単純なものでした。

 まず、この緊張感が悪い方向に働くと、人の呼吸量が知らないうちに少しずつ少なくなってしまうのです。その結果体の中のいたる所で酸素が不足して、歩こうとしてもすぐに足が前に出なくなったり、指が思うように動かなくなってきます。心臓も体中からくる酸欠の情報を受け、多くの血液を送り出すために動きがはげしくなりドキドキしてきます。でも酸素が不足しているのでその効果がありません。やがて頭でも酸欠が起こりボッーとしてくるのだそうです。つまり、緊張が悪い方向に働くと人は息をすることを忘れてしまうのです。これでは、その後の行動の結果が良いものになるわけがありませんね。逆に、緊張感をうまく利用している人は、大きく息を吸って気合いを入れてから物事に臨みます。新しい空気をたっぷりと吸い込んで、これならきっといい結果が出せるはずですね。

 ふつう人間は、1回の呼吸で肺の中の空気の約6分1を交換しています。ですから肺には古い空気がいつもたくさん残っているのです。でも、静かにしているときにはこれで充分なのです。ただし、走ったりする等の運動をするときには当然酸素が足りなくなるので、大きく、そして速く呼吸しなくてはなりません。これを見ていて思いつきました。ヨガだとか太極拳だとかには必ず呼吸法というものがあります。それを見ると、途中いろいろなポーズを取りながらするのですが、結局は深呼吸をしているのと何ら変わりがないと思えるのです。


 大事な中学入試、緊張してふだんの力があまり出せなかったでは悔やみきれません。そうならないために、試験前の深呼吸をおすすめします。試験前、気がついたらすぐに、とに角5〜6回の深呼吸をすることを何回か繰り返すのです。でも、緊張しすぎて深呼吸をすることも忘れてしまったのでは何にもなりません。ですからふだんの模擬試験のときから試験前には深呼吸をするくせをつけておきましょう。

 おまけの話ですが、深呼吸は緊張に効くだけではありません。ちょっとした頭痛や腹痛など、多くの体の不調にも効果があるのです。こんなに安くて即効性のある薬って他にないですよね。

(カーネル笠井)
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