<2009年度 冬期講習・開講!>
▽期間(プレ・冬期講習)
・12/15〜12/20
(冬期講習)
・12/22〜1/5
▽設置コース・中学受験
・私立サポート
・大学受験
▽担当コース・塾長特別
・特別講師
・専任講師
※残り若干名(定員制のプライベートレッスン)にて締め切りにさせていただきます
☆ 「2009年度 オーダーメードな冬期講習」はこちらから
まだ私が30代に入ったばかりのころ、いたずらがすぎる中3の男子に、軽くピンタをしたときのことです。それを見ていた6年生のT君。その日から態度が改まって、宿題もきちんとやってくるようになり、授業も集中して聞くようになったのです。ところが、事あるごとに「先生がこわいから忘れないようにしているんだ。」とか、「ちゃんと勉強しないと、先生にピンタされちゃうから。」としつこく言うようになり、少し困りました。
T君は、4年生のときから5年生の夏ごろまで教えていましたが、全くヤル気がなく、授業中もふざけてばかりの子でした。そして、これでは受験は無理だろうということで、退塾した子でした。それが6年生の夏休み前になって、また塾にもどってきたのです。学校の先生との折り合いが悪く、このまま公立中に行くのは本人もいやだと言い出し、性格的に合う私立中があるので本人もそこに進学をするのを強く希望しているのだそうです。本人も心を入れ替えて勉強するからという条件で再入塾しました。ところが、本人はがんばると言っている割には能率が上がりません。やっぱり受験は無理かと思い始めた矢先のピンタ事件だったのです。
その日以来、別人のように勉強し始めたT君は見事第一志望校に合格したのです。でもまだ若かった私にはT君が生まれ変わったように突然勉強し始めた理由はわかりませんでした。
後になって、子供なりに勉強しなくちゃいけないことはわかっていても、回りには物分りの良い大人が多く、無理して勉強しなくてもすんじゃいそうだという気持ちの迷いがあり、本気で勉強に取り組めなかったのです。ちょうど大人の「わかっちゃいるけどやめられない。」的な迷いで、これを断ち切るきっかけが欲しかったのです。そんなとき、やさしいと思っていた私が少し厳しい面を見せたので、その迷いの気持ちが吹っ切れたようなのです。それを自分に言い聞かせるように「先生がこわいから。」をくり返していたのだと理解できるようになりました。
小さいながら、子供の気持ちの世界もなかなか複雑です。
カーネル笠井
最近の雇用不安のニュース。
この寒空の下、路上で寝る事を余儀なくされている人が
増えているようです。
そんな中、私達が子ども達に身につけてほしい力は
何だろうと考えてしまいます。
算数・国語・理科・社会。
今勉強していることが直接結びつかなくても
そこで培われる判断力、先を見越す力などが
きっと将来役に立ってくると思います。
点数にでてくる力の他に
多くの目にみえない力が支えていってくれると
信じています。
早い受験生は、本番までもうあと1ヶ月。
風邪をひかずに頑張ってほしいと思います。
福井
教室の展示物がこわされていたり、壁に落書がされていたときなど、まず近くにいたいたずらっ子を呼んで話を聞きます。このとき、「おれじゃないよ。」という返事が返ってくると、私の経験則から言って、こう答える子の10人中8〜9人がその事の犯人なのです。ですから、もう少し情報を集めてから問い正すと、あきらめて「おれだけじゃないよ。」という返事になります。
“おれだけじゃない”という返事に子供の自己防衛本能が働いて“おれじゃない”になってしまうようです。複数の子供が関係したりしていると、どうしても罪の意識がうすくなってしまうこともあるのかも知れません。
この自己防衛本能の強い子は、大人の予測できない様々な不思議な事件を引き起こしますが、勉強に関しても大きな特徴があります。それは、新しい内容の勉強が始まると、興味を持つよりもむしろ一歩引いてしまうのです。そして、その勉強とは関係のないことをやり始めたり、前に習ったことをしつこくやりたがるといった行動が見られます。
中学生になると、新しい内容の勉強が次々と出てきます。そして、あっという間に取り残されてしまうのがこのタイプの子に多いのです。ですから、こうならないようにするためには、中学での勉強の全体像を早めにつかませることと、中学2年の夏ごろまでは予習を中心にした指導が必要になります。逆に、ここまでがうまくいくと、あとは自分で計画を立ててやれるようになるのもこのタイプの子供です。
カーネル笠井
記述問題を書き上げた生徒に書いた文章をもう一度見直してと
声をかけます。
「大丈夫だと思います。」と
手渡された答に誤字・脱字があることが案外あります。
見直しても見つからないのです。
おすすめは、頭の中で声を出して読むようにすることです。
目だけで文字をおっていると
書いたつもりになっている文で読んでしまうことが多いようです。
音読をしている時は音でも聞きとるので間違いを見つけやすいのです。
ミスが続く時は試してください。
福井
寒くなり乾燥してくると毎年インフルエンザのニュースが飛び交います。今年も徐々にその勢力を広げているようです。特に受験生を持つご家庭にとっては受験生本人だけでなく、ご家族あるいは同級生に至るまで、過敏になりがちです。
現在、五類感染症として法律で定められている中にインフルエンザもあります。一類感染症がエボラ出血熱、ペスト、SARSなど 、二類感染症はコレラ、細菌性赤痢、腸チフスなど、三類感染症は腸管出血性大腸菌感染症、四類感染症が黄熱、梅毒、後天性免疫不全症候群などで、五類感染症にインフルエンザが含まれています。
一般の風邪とインフルエンザの違いは高熱、関節の痛み、合併症などがあげられます。特に幼児や高齢者には危険です。早期治療が求められています。
さて、最後に予防法ですが、予防接種は実際に効果を発揮するまで約2週間程度かかるそうですから、早めの接種がよいようです。また、うがい・手洗い・顔洗いは空気感染が最も多いので欠かせません。また、湿気とマスクの着用、人ごみにはなるべく行かないことです。
現在、山梨県と兵庫県にインフルエンザ注意報が発令されています。地域内でインフルエンザが流行し始めたり、次のような症状が見られたら早めに専門家に診てもらいましょう。前触れとしての鼻水や咳、くしゃみなどが続くことなく、急な高熱、あるいは38℃以上の発熱や悪寒、関節・筋肉の痛み、倦怠感や疲労感、さらには頭痛で寝込む、咳や鼻汁、くしゃみ、喉の炎症にはくれぐれも注意しましょう。また、抵抗力をつけるための栄養と休養も欠かせません。かからぬ工夫も大切ですが、もしかかったら早めのお手当てでしっかりと退治しましょう。
ラッコ横山
以前、担任をしていた生徒にこんな子がいました。
M学園中学を受験したYさんの2回目の試験の合格発表のあった日のことです。塾のM学園学校担当者より、合格発表を見に行って確認したところ、YさんがM学園中に補欠で合格しており、補欠合格でもその場で合格証がもらえているはずだとの連絡を受け、ほっとひと安心していました。しかし、1〜2時間待っても本人から何の連絡もなく、少し心配になりました。合否にかかわらず、必ず連絡をくれる約束をしていたからです。そこで、待ち切れなくなって家に電話をしてみました。
母「すみません、今日もだめでした。本人もこれ以上やっても無理だから、受験はもうあきらめると言って連絡できませんでした。」
私「こちらの学校担当者が確認に行ったらYさんは補欠で合格していたそうなんです。補欠合格でもその場で合格の手続きができたそうなのですが、何かのまちがいなのですかね。」
母「補欠の合格の発表なんてあったのですか。気がつきませんでした。それにもう手続きの締め切り時間が過ぎています。」
私「今すぐに学校に連絡をして訳を話せば合格を認めてもらえるかも知れません。すぐに連絡してもらえますか。」
母「そうしてみます。」
その後すぐにM学園中に連絡をとり、職場がより学校に近かったお父さんが学校に行き、学校側の好意で何とか入学を許可してもらえたのです。
あとでくわしく話を聞くと、この合格発表を見に行くのが3回目で、このM学園中の1回目の試験を含めて前の2回が不合格だったため、もうどこもだめかも知れないと母、娘ともに感じ始めていたそうです。そして、この合格発表を見てそこに自分の番号がないのを確認するともう落ち込んでしまい、すぐ横に貼り出されていた補欠合格者の掲示には2人とも気が付かなかったそうです。
発表と同時に合格が決まっているのだから、はじめから正規合格でいいような気がします。競争率、合格最低点などの発表も含めていろいろと学校側の思惑があるようです。一番の仲良しだった子もM学園中に合格し、2人そろって楽しく通っているようで本当に良かったと思います。
N女子大付属中では、補欠合格になって、3月の初めになってやっと繰り上がり合格の連絡がきたことがあります。普段なら2月の中旬にはほぼ確定してしまいそれ以降に繰り上がり合格の連絡がくることはありませんでした。しかしこの年の入試は来年度と同じサンデーショックの年で、何がおこるかわからないから必ずだれかが電話を受けられるように電話番をしていてもらっていました。もし、電話連絡をして留守だと次の子に繰り上がり合格が回ってしまうのではと考えたからです。しかし、実際はそのようなことはないようです。現在はだれでも携帯電話を持っているのでこういうケースは少なくなるはずですが、こういった情報は必ず持ってサンデーショックの受験に臨みたいものです。
カーネル笠井
今日から12月。
お会いした何人かの方から
「今年ももう残り1ヶ月ですね。」と
声を掛けられました。
内心少し焦りを感じつつも
「まだ31日間、744時間あるということですね。」と
答えていました。
コーチングを習うことで「もう」を「まだ」と
考えることが出来るようになりました。
確かに未完了を書き出し、優先順位をつけて行動すること、
時間管理を上手にすることは大事なことです。
ただ時には、視点を変えて
今年やってきたこと、完了したことを
書き出してみることも自分への自信になります。
伸び悩んだり、自信をなくしたりしている生徒に、
「夏にあんなに頑張ったから、大丈夫。」
「シリーズを全部やってきたから、今からよ。」と
減点法でなく話すようにしています。
福井
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