「さよならのあとで」・・・・・「死はなんでもないものです。 私はただとなりの部屋にそっと移っただけ」ヘンリー・スコット・ホランド 詩
4月
20日
死後の世界や存在を否定するのではなく、死後も私たちは変わらず自分であり、他者も変わらずそのままであると言っています。
そして、死者の名前を親しい呼び名で呼び続け、その名前を永遠に家庭内で使われるように望んでいます。
この文章は、死を受け入れつつも、死者とのつながりを大切にし、その存在を永遠に記憶に留めることの重要性を表現しています。
百年前のこの一編の詩に、絵本作家の高橋和枝さんが2年の時間を費やして、18枚のイラストをそえました。
人はだれでも死別を経験します。それは人生を生きていくうえで、一番辛い出来事です。
しかし、その人がどれだけ自分のことを愛してくれたのかということに思いを馳せたとき、私たちはゆっくりと立ち上がれるのだと思います。
死別の悲しみを癒やす、特別な一冊。