税理士に渡す書類。試算表ということですが・・・・
試算表と貸借対照表、損益計算書の関係性
試算表と貸借対照表、損益計算書では、記載されている科目が異なります。
試算表は、帳簿に記載されたすべての科目の借方、貸方の金額が記載される表です。
一方、資産や負債などの貸借科目だけをまとめた表が貸借対照表、売上や経費などの損益科目だけをまとめた表が損益計算書です。
どの科目を見たいかで、作成する表が異なります。
★通常の決算では、試算表、貸借対照表、損益計算書をすべて作成します
貸借対照表
貸借対照表は、月末や決算日など一定時点の会社の財政状況を表す報告書のことです。
現金や預金などの「資産」、借入金や未払金などの「負債」、資本金などの「純資産(資本)」の一定時点の残高を集計し、記載します。会社が資金をどのように調達し、どのように運用しているかを確認することができます。
損益計算書
損益計算書は、その企業における1か月や1年間など一定期間の収益性や成長性など、経営成績を示す報告書のことです。売上などの「収益」、仕入や経費などの「費用」、もうけを表す「純利益」の一定期間の金額を確認することができます。経営状況を確認できるほか、経営判断をするための情報を得ることができます。
★上記の説明のように、「通常の決算では、試算表、貸借対照表、損益計算書」は、一体となっっています。