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投稿日 2008-01-16 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
大晦日の夜、孤独な老人<マグナス>を訪れた16歳の女子高生<サリー>と<キャサリン>でしたが、新年の4日に<キャサリン>は雪原で絞殺死体で発見されます。 8年前にも11歳の少女<カトリオナ>が行方不明になっているシェトランド島のラーウィックという小さな顔見知りのばかりの町で起こった事件に、地元警察署...
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投稿日 2008-01-14 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
明邦大学では、「七福神」の調査中に自動車事故死で死んだ<斉藤健昇>の事件以来、「七福神は呪われている」ということで大学での研究はタブーとなっていました。 文学部4年生の<斉藤貴子>は、兄の意志を継ぎ「七福神」を主題とした論文をまとめようと担当助教授<木村継臣>に許可を求め、仲の良かった先輩<棚旗奈々...
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投稿日 2008-01-13 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
建築設計を生業として、工事現場の管理業務も行いますので、建築を扱った本書は興味深く読み終えれました。 東京から少し離れた大宮市に、設計コンペで選ばれた<O-miyaスパイラル>は35階建て高さ180メートルの建築物で、長方形の床がねじれ、回転しながら積み重なっていく構造です。 設計者である<犬飼陽一...
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投稿日 2008-01-12 21:31
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ファルコン
著者の出身大学である京都大学と思われる大学や周辺地域を舞台にして、さえない先輩男子学生(=この作品の語り手。本名不明の腐れ大学生。黒髪の乙女に恋をしていて、彼女を追い求めるうちに不思議な出来事に巻き込まれていく。友人関係は広くなく親友が一人いる。) と黒髪の乙女(=この作品のもう1人の語り手。本名不...
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投稿日 2008-01-11 21:31
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ファルコン
久々に、じっくりと書き込まれた385ページの時代小説の長編が楽しめました。 主人公<立原周乃介>は天明6年7月、江戸が大雨に襲われた夜半に、姉の三男で甥である<定次郎>を何者かにより斬殺されてしまいます。 <周乃介>は、刀剣の売買の仲介や一刀流道場の師範代、万調べ事や談じ事などを生業としているために...
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投稿日 2008-01-10 21:31
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ファルコン
<柳田國男>の著作に東北の民話に関した『遠野物語』がありますが、そのもじりでしょうか、「常野(とこの)物語」という副題が付いています。 「常野」というのは、地名でもありまたその地域に根差した特殊な能力を持った一族の名称でもあり、権力を持たず、群れず、常に在野の存在であれという意味が込められています。...
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投稿日 2008-01-09 21:29
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ファルコン
日本全国にはご当地グルメとして、見て食べてみないと名称だけではわからない料理が沢山あるようです。 本書はコラムニストの<泉麻人>が現地に赴き、そんな「なぞ食」を徹底的に検証したエッセイ集で、カラーイラストも満載、旅行記としても気楽に楽しめる内容でした。 神戸の人間としては、「すじ玉丼」(神戸・三宮<...
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昨年、暮れにAmazonを利用して本を購入した 欲しい本を検索すると、目的の物が見付からなくとも 常日頃、興味を持っているジャンルの本が中古品で 安く出ている つい値段に引かれてオーダーをする 結局は流通経費が掛かりそのままの値段では手に入らない 古本屋は地方でドンドンと潰れている このようなシステ...
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投稿日 2008-01-07 21:27
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ファルコン
主人公は南町奉行所の同心で、不慮の事故で亡くなった父の後を15歳で継いだ<藤木紋蔵>です。 勤務中でも居眠りをする奇病ゆえ、外回りの仕事がある与力になれずに30年間内勤を務め、妻<里>と5人の子持ちゆえ、つつましい生活を送っています。 本書は、出世的には望むべくもない<紋蔵>が、人生の真実を見据え、...
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投稿日 2008-01-06 21:26
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ファルコン
関西で「捌き屋」とは、企業間のトラブルの仲裁や不祥事の後始末をつける仕事を請け負う人間のことを指します。 本書の主人公<鶴谷康>は、成功させるのは絶対に不可能といわれる難題を処理することで有名で、情報を集めるために興信所や新聞記者のスタッフ、そして花房組の組長<白岩光義>などの協力を得ていますが、あ...