-
投稿日 2014-12-05 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
前作 『〇に十の字』 で、無事に交趾(ベトナム)への買い付けに「大黒丸」と「イマサカ号」を送り出した<大黒屋総兵衛>は、<桜子>を京での案内役として江戸を離れますが、同行するのは手代<田之助>と<しげ>、そして薩摩藩から寝返った<北郷陰吉>です。 総兵衛一行は伊勢を巡り、<桜子>の実父の墓参りなどを...
-
投稿日 2014-12-03 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<新・古着屋総兵衛>シリーズとして、4巻目の 『南へ舵を』 に次いで5巻目となります。 歴史の好きな方は「〇に十の字」といえば、島津家の家紋だとすぐに気が付くと思いますが、いよいよ10代目<大黒屋総兵衛>は100年来の薩摩藩との貿易に対する結末をつけるべく、大黒丸とイマサカ号を交趾(ベトナム)に向け...
-
投稿日 2014-11-30 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
中学2年生の数学のエキスパート<浜村渚>を主人公に据えた<浜村渚の計算ノート>シリーズも、 『浜村渚の計算ノート 3さつめ』 についで4冊目になりました。 本来のこのシリーズは、数学テロ組織「黒い三角定規」の陰謀を解決する話が、1冊につき4話ほど納められていますが、本書はテロ事件から離れ、数学好きの...
-
投稿日 2014-11-28 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
日本の教育から「数学」のカリキュラムがなくなったのに憤りを感じた<ドクター・ピタゴラス>こと<高木源一郎>は、数学テロ組織「黒い三角定規」を結成、日本政府に数学教育の復活を求め、日本各地で数々の事件を引き起こしています。 18歳から39歳の年齢対象者は、<高木>の作成した数学プログラムにより教育され...
-
投稿日 2014-11-26 22:22
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
by
MR職人
本棚を整理していたら本書が出てきた。 来年1月で大震災から20年になるようだ。 平成7年5月初旬~ <ミサワホームの担当者>の案内で,1泊2日の日程で災害地の見学に行った。 戦後の東京都内と同様の風景に驚いた。 決定的な違いは東京は一面焼け野原~阪神は比較的新しい建物が残り <歯抜け>の印象でした。...
-
投稿日 2014-11-26 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
前作 『浜村渚の計算ノート 1』 より間が空きましたが、シリーズ物として続巻が3冊出ているのを見つけましたので、続けて読み切ることにしました。 主人公は、警視庁のテロ対策本部に数学の専門家として召集された麻砂第2中学校の2年生<浜村渚>です。 義務教育から数学が外されたことに怒りを覚えた<高木源一郎...
-
投稿日 2014-11-24 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
主人公南町奉行の同心<尾上源蔵>は、人呼んで「神鳴り源蔵」と呼ばれる切れ者です。 <お清>をはじめ歳の似通った町娘が、武家屋敷に奉公との名目で姿を消してゆくのを不思議に思った<源蔵>の手下の<竜吉>は、仲間の<六助>と娘を乗せた駕籠を追うのですが、見失った上に<六助>までもが消息を絶ってしまいます。...
-
投稿日 2014-11-23 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
何とも不思議な時間軸の流れの中に色々な伏線が埋め込まれているのですが、後半になり一気に花開く感がある一冊でした。 舞台は、東京のとあるビルの地下にある<柳井>がバーテンをしている小さなバーです。 会社に勤めながら漫画家として活躍してる<立石春奈>は毎週火曜日、絵画教室に出向く前にちょっと寄り、56歳...
-
投稿日 2014-11-20 22:22
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
by
MR職人
面白い本を読んだので続き・・ 酒井さんの< 週刊現代の連載>をまとめた内容です。 ハワイに行った時、ある日系人の家庭にお邪魔したのですが、家では靴を脱 ぐ生活をしておられました。 何故なのかといえば、単純に <靴を脱いだほうが気持がいいから>なのだ と私は思います。 外国人を見ていると <よく靴を履...
-
投稿日 2014-11-20 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
女であることを隠し、伊勢崎町の船宿の看板船頭を務める<弥生>は<弥吉>と名乗る19歳です。 江州杜下の大名<来栖家>の孫に当たる彼女は、跡目争いのお家騒動から逃れるために身分を隠し、叔母夫婦が営む船宿『松波屋』に身を寄せています。 この『松波屋』の裏稼業が、金子と引き換えに江戸から姿を消させる「とん...