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今年の流行語大賞の候補もでたようです。書店に行くと「〜品格」「〜コミュニケーション」と書名がついた本が売れています。そんな中、手にした本「世界一やさしい問題解決の授業」(ダイヤモンド社 渡辺健介著)はおすすめです。中高生向けに書かれたようですが小学高学年なら充分理解出来ますし、アイディア満載で大人も...
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先週の日曜日に心理学者の平木典子先生の講演をききに行きました。数十年前アメリカで勉強され帰国されたときには相手にされなかったアサーションという行動療法の一つが今になって脚光を浴びはじめているそうです。アサーションというのは自他を尊重し、自分の気持ちを押し殺すことなく相手の気持ちも無視することなく歩み...
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今日は詩人中原中也の七十回忌、また、今年は生誕百年にもあたります。学生時代に現代詩を専攻し、中也の評論家の吉田燕生ゼミに所属していた私にはカレンダーに印のある日でした。詩集「在りし日の歌」を読み返そうかと思いながら手にした今朝の日経新聞の春秋というコラムにちょうど中也の詩のことが載っていました。二歳...
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外出したついでに来年のカレンダーを購入しました。早速家族の誕生日、記念日を書き入れて今年のカレンダーの後ろに吊り下げました。私は17年間同じ伊東屋のオリジナルカレンダーを使い続けています。何の変哲もない日付だけのものですが形状がかわらず、ストックも17冊になりました。日記と違い家族の予定だけが色分け...
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今夜は私の住む池上、池上本門寺のお会式です。たくさんの出店が出て街を万灯行列が練り歩きます。住み始めて27年になる門前町、池上はお寺の行事とともに季節をむかえます。開けた窓からはお囃子の鐘の音がまだまだ聞こえてきます。そして、この時期を過ぎると朝晩の冷え込みを感じ始め急速に秋が深まっていきます。境内...
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相変わらずレストラン化している首都圏の電車内ですが、今日はすがすがしい子ども達の態度に心があらわれました。 今日は横浜市内のある共学校に行ってきました。こんな人相の悪いおじさんにも関わらず、目の前を通る生徒(中学生〜高校生)がみな元気に「こんにちは!」とか「ウィッ〜ス!」と挨拶をしてくれます。しか...
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徐々に夜の空気が澄んできました。夏にはガスがかかったように見えていた満天の星もその瞬きが段々キラキラと美しくなってきました。 冬の空と言えば「オリオン座」です。冬の真夜中に南中します。この星座をつかさどるのは巨人のわきの下と説明されアラビア語の語源で”白い帯をした羊”と呼ばれるベテルギウスです。太陽から500光年の位置に赤く光り約5年の周期で明るさを変える変光星で、大きくふくらむと太陽の1000倍、小さく縮んだときでも700倍もあるという年老いた星です。日本では平家と源氏の赤旗、白旗になぞらえてベテルギウスを「平家星」と呼んだそうです。 そしてアラビア語で”巨人の足”と呼ばれ青白く輝くの...
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「電車内で飲食する姿が日常化してますね」先日塾長と交わした会話です。そう、見慣れてしまったせいか特に異質の風景と捉えなくなった自分の感覚にもびっくりしています。おなかがすいたから、急いで帰っておやつを食べよう、夕食は何かとお腹をならしながら家路につく。いつでも、どこでも手に入り、口に運んでいたらそん...
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■朝のできごと・・・ 横断歩道に入ろうかと前を見ると、通りの向こう側には老人の手を引く少女の姿が映りました。きっと、老人は近くのお店で買い物をしたのでしょう、少女の手にはその荷物が握られていました。おばあちゃんは少し足が不自由な様子です。 「どうぞ、あなたは先に渡って行ってください」と点滅する信号...
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10月に入るとやっと朝夕の涼しさを感じ、やはりほっとする。それにしても今年の暑さには人の気持ちをうんざりさせるものがあり、なかなかやってこない秋に、いらいらさせられもし、疲労感もひとしおの夏であった。エアコンの完備とともに、冷気に長時間さらされて体調を崩したり、外気との温度差に身体のセルフコントロ...