蔦の絡まるチャペルで・・・ (福井)
10月
22日
また、今年は生誕百年にもあたります。
学生時代に現代詩を専攻し、
中也の評論家の吉田燕生ゼミに所属していた私には
カレンダーに印のある日でした。
詩集「在りし日の歌」を読み返そうかと思いながら
手にした今朝の日経新聞の春秋というコラムに
ちょうど中也の詩のことが載っていました。
二歳で亡くなった息子への癒えぬ思いを綴った
「また来ん春・・」という詩です。
同じように我が子を亡くした思いを歌った
エリック・クラプトンの名曲
「ティアーズ・イン・ヘヴン」を聞きながら味わうと
我が子の顔が滲んで見えるかもしれません。
福井