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投稿日 2011-09-15 13:28
ギター余話
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Toshiaki Nomura
一年にわたって受講した俳句教室がとりあえず終わった。 始まりのころと今とではどのくらい進歩しただろうか・・・。 技術的なことはいま一つと思うが、 いろいろなことに思いが及ぶようになった気がする。 それだけでも大きな進歩ってことだろう・・・。 二年目も引き続き受講することにする。 一年を通して俳句を作...
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投稿日 2011-09-10 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公として語り部でもある「わたし」は、上流階級の一人娘<花村英子>で、父は財閥系企業の社長です。 お抱え運転手が運転するフォォードで女学校に通い、皇族家族の「お姫(ひい)様」と付き合い、ひとりでは街へ出ることもありません。 そんな<わたし」にたいして運転手兼お目付け役が<別宮(べっく)みつ子>で、...
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投稿日 2011-09-02 21:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
公立高校の天文部の3年生4人を主人公に、それぞれの家庭環境の中で精一杯前向きに生きて行こうとする姿が、真摯な文面で綴られ、その心の動きを隠すかのように彼らにはコードネームが振り分けられています。 天文部の部長の<黄川田祐一>は「部長」から発生した<ブッチ>、<安田朱美>はギャルをもじって<ギィ>、<...
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投稿日 2011-08-28 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
終戦の翌年の夏、<久我恵三>の5歳の一人息子<勇一>が誘拐され、犯人が金の受け取りに指定したのは有楽町の闇市であるカストリ横丁でしたが、大勢の刑事が張り込みながら、闇市取締りの日と重なり犯人を取り逃がし身代金100万円を奪われてしまい、<勇一>も発見されませんでした。 時効寸前の15年後の昭和36年...
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投稿日 2011-08-27 09:51
四季織々〜景望綴
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keimi
何とも満ち足りた気分になりました。 この本を読んでいる間、珍しくヒグラシの音色がしていました。 昨夏の京都を思い出しました。 『金色の野辺に唄う』 青すぎるほどに青い空の下、金色に輝く稲穂に葬送の列が行く野辺送り・・・ 人々の頭上を舞う赤蜻蛉・・・遠くで聞こえる百舌の声。 小さな少女のわたしは、ほと...
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投稿日 2011-08-25 10:39
四季織々〜景望綴
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keimi
ミヤマ・・・たぶん、漢字で書くと「深山」 「御山」でもよさそうですが。 『ミヤマ物語』あさのあつこ・著 毎日新聞社 ◆内容紹介◆ 深い山奥にあるナゾの村を舞台に、時空を超えて往還する二人の少年。 家族や社会のひずみに翻弄されながら、困難に立ち向かう姿を描く、ホラー・ファンタジー。 ◆内容(「BOOK...
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投稿日 2011-08-21 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
何とも面白い仕事の設定に驚きました。 主人公は<皆美雛子>、「オフィスCAT」に勤めていて、<あなたの恋人、友だちのカレシ。強奪して差し上げます>のコピーを、ネット広告として出しています。 基本料金は10万円、いわゆる別れ屋ではなくて「泥棒猫」という立場で男女間の問題を解決していきます。 本書には、...
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投稿日 2011-08-21 10:37
四季織々〜景望綴
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keimi
青春時代に好きだった『星へ行く船』シリーズの作家さんの作品。 メルマガ(どのネット書店だったのかは忘れました・・・数社のメルマガが届きます)で、神話的人類創世の物語・・・と紹介されていたので、興味津々の気分で、久しぶりに読みました。 新井素子調子になかなか乗れなくて、初めは進まなかったけれど、段々と...
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投稿日 2011-08-20 20:08
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は前作 『小夜しぐれ』 に続く、<みをつくし料理帖>の第6作目に当たります。 前作では料亭『つる家』の主人<種市>と、亡き娘<おつる>との過去が明かされましたが、本書では主人公<澪>の料理か料理人として大きく羽ばたくための難問が繰り出されてきます。 幼馴染の<野江(あさひ太夫)>の楼主<伝右衛門...
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投稿日 2011-08-19 09:59
四季織々〜景望綴
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keimi
5月28日「とくダネ!」のテレビ放送を見ました。 この頃、くじけそうになっていたので、少し救われました。 『くじけないで』柴田トヨ・著 飛鳥新社 昨日、手元に取り寄せました。 トヨさんの詩は、ほんわか ほわり。 今でも、くじけそうですが、100歳のトヨさんが「くじけない」のだから、わたしも「くじけ...