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投稿日 2011-02-05 21:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
フィリピンから日本に嫁いできた<エテル>は32歳、<テルちゃん>と呼ばれています。20歳ほど年上の<安雄>と結婚して<安則>という男の子が生まれましたが、<安雄>は2年ばかりで急死、<テルちゃん>は実家に戻らず、80歳の義母の面倒を見続けています。<安雄>の弟<健志>と<玲子>夫婦には子供がいません...
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投稿日 2011-02-02 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
銀行の現金強奪事件に絡んで、行員の男性が犯人にゴルフクラブで殴られて植物人間に陥り、<八木>刑事は犯人を目撃していると考えて植物状態から抜け出した患者のことを調べていく過程で、<ハヤブサ>という言葉を耳にします。建築士の<真山慎一>は、妻<志保>が奇跡的に植物状態から意識を取り戻し、中学生の息子<倫...
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最近いろいろ言われるMSですが、一昨日この本を手にし、就寝前に一挙に読みました。懐かしいお世話になった方、今もお世話になっている方も登場されたりしていましたが、そうした歴史というかサクセス・ストーリーからも若い人たちは学べることは沢山あると思います。ある意味では、小学生時代に読む伝記物に近いですね。...
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投稿日 2011-01-27 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
繁華街から少し離れた東中野に<名登利寿司>はお店を構えられており、その女将さんが著者です。1973(昭和48)年にお店を開店されて以来、ご夫婦で歴史を積み重ねられてきています。以前に読んだ『寿司屋のかみさんうちあけ話』が、お寿司屋さんの裏話などが満載で楽しく読め、その後たくさんの書籍が出ているようで...
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投稿日 2011-01-25 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
すでに角川文庫で<自衛隊>シリーズとして『空の中』・
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投稿日 2011-01-18 21:28
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は、2006年『沖で待つ』で第134回芥川賞を受賞している著者が、自ら調理するB級グルメの奮闘エッセイー集で、笑えました。東京を離れ、群馬県高崎市に移り住んでいる著者ですが、車で15分かかるスーパーマーケットで食材を揃え、「現直」(現地で直接販売している野菜類)を手に入り、一人暮らしのキッチンで...
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投稿日 2011-01-17 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
タイトルそのものが、本書の内容を表していますが、主人公<高田友恵(トモ)>は、実家を離れ神奈川の獣医大学の新入生として下宿生活を始めます。女らしい姉に対抗するべく好きな動物の勉強ができる学科を選び、ひとつのことをやりとげるべく空手道部に入部します。学科の仲間との付き合い、呑み会を通して付き合いあ出し...
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投稿日 2011-01-16 09:26
四季織々〜景望綴
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keimi
いえいえ、ピスタチオケーキのおはなしではありません(笑)本のおはなしです。久しぶりに梨木さんの長編小説が出たので、読みました。どうにか最後まで読めました。『ピスタチオ』 梨木香歩著 筑摩書房 物語の水源へ すべては、繋がり、死に、生まれ、また流れてゆく。 なにものかに導かれてやってきた、アフリカ。棚は、すでに動きはじめたこの流れにのるしかない、と覚悟をきめた…。待望の最新長篇小説。緑溢れる武蔵野に老いた犬と住む、ライターの棚。アフリカ取材の話が来た頃から、不思議な符合が起こりはじめる。そしてアフリカで彼女が見つけたものとは…。物語創生の物語。『ちくま』連載を書籍化。★4つというところでしょうか...
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投稿日 2011-01-15 20:15
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
男女とも平均寿命が延び、超高齢社会になりつつある日本ですが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と思われる人物が少なくなってきていると感じます。この『老いの才覚』も、そのような世間の風潮に釘指す指導書として、自立した老人としての心構えについての意見が、全8章の構成で述べられています。<曽野綾子>氏いわく、...
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投稿日 2011-01-14 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
植物好きとして<ファルコン植物記>を日課のごとくシリーズ化していますので、本書を見つけたときは、嬉しくなりました。本書は1940(昭和15)年に<柳田>自身の装丁で刊行されていますが、<柳田>が逝去(1992年8月8日)した同年(昭和37)年9月に角川文庫版が出ています。「野草・野鳥」とも、民俗学者...