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投稿日 2023-04-29 19:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
「アンティーク」としての本当の意味での「古物」に関しての内容を求めていますと期待外れになると思いますが、<柴田よしき>ファンならば、著者お得意のSFとミステリがミックスされた作品として、楽しめる内容だと思います。 2016年12月に単行本が刊行され、2023年3月10日に文庫本(1122円)として発...
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投稿日 2023-04-08 19:05
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ファルコン
定年まであと10年、驚異の記憶力に優れ、行く先々で事件を呼ぶとも言われるベテラン刑事「岩倉剛」を主人公とする<堂場瞬一>の「ラストライン」シリーズですが、『悪の包囲』(ラストライン5)に次ぐ6冊目が本書『灰色の階段』(ラストライン0)で、2023年3月10日に文庫本として発売されています。 シリーズ...
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投稿日 2023-04-01 20:05
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ファルコン
奇妙なタイトルに惹かれて手にしたのは、<白井智之>の『名探偵のはらわた』です。 2020年8月に単行本が刊行され、2023年3月1日に文庫本が発売されています。「はらわた」は、おぞましい臓物などの意味ではありませんでした。 本書の主人公は、浦野探偵事務所のアルバイト「原田亘」こと「はらわた」です。本...
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投稿日 2023-03-28 20:45
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ファルコン
前作『罪深き海辺(上)』に続く下巻は、上巻と同日の2023年2月25日に発売されています。 大地主の遺産相続人「干場功一」の伯父「千場伝衛門」の周りでは、「功一」の祖母が9年前に殺されており、「千場伝衛門」の突然死も事故死でない様相の中、悪徳刑事「目崎」や大物弁護士「勝美」らの不審な死が立て続けに起...
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投稿日 2023-03-25 21:25
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ファルコン
本書『罪深き海辺』は、2009年7月に単行本が刊行され、2012年8月に(講談社文庫)として発売されていますが、2023年2月25日に集英社文庫として発売されています。東京からほど遠くない場所に位置する山岬市に、母が捨てた故郷にアメリカ育ちの30歳の「干場功一」が訪れ、山岬駅に降り立つところから物語...
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投稿日 2023-03-22 20:05
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ファルコン
<今野敏>のテレビニュース番組『ニュースイレブン』の放送局ニュース記者「布施京」を主人公とし、刑事「黒田裕介」の異色コンビが活躍する「スクープ」シリーズとして『アンカー』に続いて5作目となる『オフマイク』です。2020年7月単行本が刊行、2023年2月25日文庫本が発売されています。 継続捜査を担当...
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投稿日 2023-03-18 18:35
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ファルコン
現在放送中のNHK連続テレビ小説『舞い上がれ』の次に放送されるのが、植物学者<牧野富太郎>を主人公とした『らんまん』です。 お花や植物好きの方が多いと思いますので、ドラマ『らんまん』も興味を持たれる方が多いと思いますが、本書『随筆草木志』はその人気にあやかってか2023年2月25日に発売されています...
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投稿日 2023-03-14 21:05
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ファルコン
著者<佐藤青南>は、取り調べ中の被疑者の行動・しぐさで、相手の「嘘」を見抜く通称「エンマ様」こと「楯岡絵麻」を主人公に据え、難解な事件を解決してゆく「行動心理操作感・楯岡絵麻」シリーズとして第1巻の『サイレント・ヴォイス』にはじまり第8巻(全9巻)の『ツィン・ソウル』まで読んでいましたが、今回新シリ...
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投稿日 2023-03-07 20:05
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ファルコン
〈このミス〉大賞出身の<田村和大>の『ジャベリン・ゲーム』は、2023年2月18日、文庫書下ろしとして発売されています。 大学教授「武田長博」が自宅で殺害されます。日本の公安内部に張り巡らされたロシアのスパイ網壊滅を目的とし、CIAの極東部門の分析官であり「武田」の妻である「ベロニカ・ノートン」が立...
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投稿日 2023-03-04 19:25
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ファルコン
「警視庁特別捜査係」シリーズとして『サン&ムーン』に続く<鈴峯紅也>の2作目『桜人』が、2023年2月12日に文庫本書下ろしとして発売されています。 父の警部補「日向英夫」と子の巡査部長「月形涼真」刑事が中学校校長殺人事件に挑みます。 豊洲運河の船着き場付近で、汐浜運河方面から流れくる〈異物〉を見つ...