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投稿日 2012-11-27 22:56
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hotaru
「明日、世界が滅びるとしても、君は今日、りんごの木を植える」すごく、印象的な言葉です。 「後悔しないように生きなさい」ってそのまま言っちゃえば、 単なる綺麗事みたいに聞こえちゃうのに。この言葉は、なぜか、ストンと胸に落ちる。そのくせ、重たく響いてる。重たいけれど、味わい深い。そんな映画です。
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投稿日 2012-06-22 23:18
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hotaru
ドラマより、えりなママの視点が描かれていることには好感を持てます。 女性記者、ちぐささんも映画の方が好き。でも、それはあくまで、ドラマを見て彼女が背負っているものを多少なりとも知っているから。エンジェルホームがどういう場所なのか、そこに暮らしていた女性たちがどんな思いを抱えていたのかを知っているから。 映画を単発で見たら、展開が早すぎてついていけないと思う。くみさん、影薄すぎるし。逃げるのを手助けし、さらには身を寄せる場所を提供してくれる大事な役なのに。きっと時間が足りなすぎたんですね。...
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投稿日 2012-06-22 23:17
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hotaru
馴染みの曲をふんだんに使ったミュージカル仕立ての演出が新鮮。キャストもそれぞれが良い味出してて楽しめました。 時折入るカエルの鳴き声も好きだった(笑)6話でシャンソンズが歌った「何度でも」には、いろんな意味で心を動かされました。
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投稿日 2012-06-20 22:56
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hotaru
理想とか、現実とか。仕事に対する姿勢とか、組織のしがらみとか。自然と、自分の仕事にリンクさせて見ていることも多かったので。 非常に感想が書きにくい(苦笑)強いて言えば、サカナクションが歌うED、 「僕と花」の出だしが印象的でした。出だしでいきなり、 「僕の目ひとつあげましょう だから あなたの目をください」なんて、びっくりする(笑)あと、歌詞中の「積み木のように重ねておいた悩み」っていう表現には、経験上、何かしっくりくるものがあるなぁと思った。見事言い当てている、と言えば良いのかな、うん。...
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投稿日 2012-06-16 08:07
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hotaru
入れ替わり直後の不自然さにまったく気付かない周囲の鈍感さは突っ込みどころ満載。さらにラストの「もっと早く気付いていれば、こんなことには…」も違和感ありあり。あれで気付くくらいなら、絶対もっと前に気付いてるし、 双子がいようといまいと道彦さんは殺人を犯してたでしょ(笑)回を追うごとに、対照的な双子の生きざまと2人の「芝居」に惹きつけられていっただけに残念です。 脚本・演出にこじつけ感が否めないのと、それを演技でカバーするには主役が力不足だったんだと思う。どうしても「這いずり回りながら生きてきたが故に、 金のためなら売春でも何でもする女」としての凄みというか、重みが足りない。 母の愛に気付いて復讐...
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投稿日 2012-05-13 13:27
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hotaru
「この闇と光」に似てる。 「とられた側」の視点をろくに描かないところや、 本来の場所で居心地の悪さを感じてしまうところが。 同時期に放送された「Mother」とも似てるのは、 前々から耳に挟んでいたけれど。でも、この作品が「Mother」と違うのは、 「あなたのやっていることは犯罪だ」、 「その子はあなたの子どもじゃない」って言ってくれる身近な人物がいないこと。いないから、視聴者である私自らが突っ込んでしまう(笑)いないから、安心してヒロインの視点に寄り添うことができない。あと、逃亡生活(特に前半)があまりにも無計画。 「あてもなく名古屋へ・・・」って、ダメ元でも良いからあてくらい作ろうや(笑...
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投稿日 2012-05-12 21:29
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hotaru
すごくおもしろかったです。 引っ越し先はまさかの「和風ログハウス」。 頑張ってるのに、どこか空回りなお父さんと、 不満たらたらだけど、実は優しいお母さん。 思春期の娘に、喘息持ちでわんぱく盛りの息子。そして、マイペースでちょっぴり痴呆気味のおばあちゃん。そんな、どこにでもいそうな家族と、 不思議で可愛い「同居人」が紡ぎだす、 切なくも心あたたまるストーリー。なまり全開、方言満載でユーモラスな近所のおばあちゃんも、かなり良い味出してました。いきなり人の家の庭にネギ植え始めるし、 方言のキツイ自分のお姉さんの言葉を通訳しようとするけど、 全然通訳になっていないし(笑)。しかもこのネギ、すごく立派に...
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投稿日 2012-05-09 15:55
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hotaru
あ~、懐かしい車体にメロディー♪(笑)片道15分という短い距離で繰り広げられる人生の機微に、笑ったり、じ~んときたり、ほっこりしたり。とても素敵な映画でした。...
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投稿日 2012-03-04 11:06
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hotaru
それなりにおもしろかったけど、 劇場に足を運んでまで見る程じゃないな~。 事務局の存在や心理トリック、裏切りの応酬や傍観者の存在が「インシテミル」に似てると思った。 鑑賞後の気持ち良さではライアーゲームの方が上。でもストーリー展開や登場人物の心情変化の面では、インシテミルの方が動きがあっておもしろい。もっとも、インシテミルは伏線を回収しきれてないし、ライアーゲームは似たようなことの繰り返しで飽きが来るので、どっちもどっちですが。まあ、地上波で見る分には楽しめた方だと思います。...
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投稿日 2012-03-01 11:04
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hotaru
青臭いけど人情味があって、 責任転嫁や自己嫌悪を繰り返しながらも一生懸命歩いていくゆりちゃん。そして、そんなゆりちゃんを疎みつつも放っておけず、 複雑な感情をないまぜにしながらも正論を突き付ける継母、響子さん。 前者の生き方には共感を覚え、 後者の言葉や態度には納得させられたり惹き付けられたり。 顧問税理士さんの「人間は割り切れない」って言葉も印象的でした。おもしろかったです。...