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投稿日 2011-05-13 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
映画好きの人にはまず読んでいただきたい、と言うよりは、読まなければいけない感動の一冊でした。映画に対する登場人物たちの真摯な言葉や姿勢に涙する場面が多々あり、ひとつのことに情熱を燃やすことの素晴らしさを教えてくれています。39歳で独身の<歩>は、17年勤めていた開発会社の課長職を捨て辞職、折しも麻雀...
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投稿日 2011-05-11 20:14
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
時間が取れれば、本来は自分の専門分野の書籍を読めばと思うのですが、「まっ、いいか」と興味ある分野へと引かれてしまいます。「医学」「企業・経済」「司法・警察」といった特殊な分野の小説は、普段接することが少ない世界ですが、逆に日常生活に関連した部分が多く、興味を持ちます。『バイアウト』は、音楽プロダクシ...
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投稿日 2011-05-10 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2006年3月から間は飛ぶが2007年7月にかけて、著者のにちじょうの生活形態を綴りながら、日記のような形で哲学が語られています。哲学の専門家の文章に対して、わたしには解説すべき力もありませんが、膨大な登場人物の列挙とその人物の代表的な著書を開設しながら、自説を展開しています。「何でみえるのか」、「...
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投稿日 2011-05-07 21:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
中学入学からバドミントンを始めた主人公<水島亮>は、2年半の部活を追えて、高校受験に臨もうとしていましたが、横浜湊高校のバドミントン部監督の<海老原>から、「うちにこないか」とスカウトされ、スポーツコースではなく姉の<里佳>の教えもあり進学コースで入学を果たします。同期には双子の<東山ツインズ>、ダ...
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投稿日 2011-05-03 19:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
少し前(2009年11月)の発売ですが、コメンテ−ターとして活躍されている池上彰さんの本を読みました。NHKの「週刊こどもニュース」のお父さん役で、子供にも時事問題を分かりやすく解説していたのを、懐かしく思い出します。リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機を発端として、その後の日米関係をに...
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投稿日 2011-05-03 09:49
四季織々〜景望綴
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keimi
『秘密のスイーツ』林真理子・著 ポプラ社◇内容紹介◇人気作家・林真理子が挑む、初の児童文学!親子で読める心温まるストーリー!時代を超えた二人の少女が出会う奇跡。多感な少女の心の移り変わりを繊細に描いた傑作! ◇内容(「BOOK」データベースより)◇「人のために何かするって、どうしてこんなにうれしいんだろう」不登校の小学生・理沙と、戦時下を生きる雪子。時代を超えて結ばれた二人の友情。心に響く感動の最新作。 物語は東京の小学校で不登校だった理沙が、母親の離婚で、祖父母の住む町へ越してくるところから始まります。ある日、母親と喧嘩して家を飛び出し、神社の石柱の小さい穴に置いた携帯電話を通じて、65年前...
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投稿日 2011-05-02 19:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
連休対策に買いだめしていた本の一冊が、この『あなたの余命を教えます』です。著者は、米国系の銀行や証券会社で債券ディラーや大手金融法人を担当する外国債券のセールスの経験がある作家です。当然、自分の経験に基づいた金融関係の小説が多く、『ヘッジファンド』『マネーハッキング』『偽造証券』等、得意分野での小説...
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投稿日 2011-05-01 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は<柴田書店>発行の『月刊食堂』に、1989(昭和64)年2月から1991(平成3)年9月に掲載された「たべものやの証人たち」に掲載された29店舗(掲載当時は30店舗)が再掲載されています。単行本の発行が2008(平成20)年5月、この文庫本が2011(平成23)年5月刊行ですので取材当時から2...
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投稿日 2011-05-01 17:00
日々是勉学
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らっち
今月はじっくり読む時間をとれました4月の読書メーター読んだ本の数:15冊読んだページ数:3774ページ空気の読み方‾「できるヤツ」と言わせる「取材力」講座‾ (小学館101新書)気づき:火曜キラキラを聴いてるだけでは、気付けなかった神足さんがいた 気になる一文:人間には自分が今いちばん気にしていて、目につきやすいものしか目に入らないという単純なところがある/知ったかぶりをしたままでいると、しなくてよい余計な苦労をする/多くの場合、人間には自分のことを知ってもらいたい、自分の立場や主張を世間に広めたいという欲求があるからだ/一人前の企業人ならば、マニュアルの背後にある「なぜ、こうしなければならな...
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投稿日 2011-04-30 21:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
終戦まじかに仙台を襲った空襲で17歳の<土屋祐輔>は母親と妹を亡くし、亡骸を火葬場に運んだ際、荼毘をするかわりに<赤間>に焼き場の手伝いをさせられます。連日の作業の中、<武山淑子>が母親の遺体を探しに来ていましたが、どことなく魅かれた<祐輔>は、見つかったら連絡するということで<淑子>の連絡先を書き...