☆ダムの時代が来る
9月
25日
しかし、それでもダムの時代が来るのだ。
八ツ場ダム建設中止の方向性が変わらない事が明確化される頃、鳩山首相は国連の気候変動首脳会合で、温室効果ガス削減の中期目標として「1990年比で2020年までに25%削減することを目指す」と表明した。
民主党マニフェストでは「目標にする」と書かれていたので、実際には「やる気なし」の意味と思っていたが、国連で言ってしまっては「単なる目標」との屁理屈は通らなくなってしまった。
日本は今後ありとあらゆる温暖化ガス排出規制策を講じなくてはならない。
それは家計への足かせと評する立場もあるが、今後日本に起こる技術革新は、世界での日本の立場を必ず有利にする。それは、産油国ほどの力を得ることなのだ。
さて、ダムである。
自然エネルギーと言った時に、風力や太陽光を論ずることが多いが、実は古くからある水力発電は最も大きな電力を供給できる再生可能エネルギーだ。
実に世界で供給される電力の20%が水力発電によるものなのだ。
日本は水資源が豊富で、落差の環境が揃っている。しかし、日本の水力発電は国内消費電力の9.1%でしかない。(国土の狭さと、エネルギー消費の多さを考えると、これでも優秀とも言えるかも知れないが)
ダムと言うと、大規模で税金をたくさん使う治水型のダムを連想するかもしれないが、これからはエネルギーを得る事に専念した、小規模水力発電が主流になっていくだろう。
今までにない形の小さなダムがたくさんできる事になるだろうが、川を堰き止める事は同時に、サケの遡上を妨げ、魚の回遊様式を変化させ、水中の酸素量を減少させる事になるもろ刃の剣だ。
その対策もまた必要になる。
それでも、ダムの時代は必ず来る!
投稿日 2009-09-25 07:17
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投稿日 2009-09-25 21:34
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投稿日 2009-09-25 12:21
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投稿日 2009-09-25 21:32
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投稿日 2009-09-28 12:33
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投稿日 2009-09-28 21:42
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投稿日 2009-09-29 00:32
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投稿日 2009-09-29 00:42
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