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9年落ちのライトバンが、スーパースポーツを凌駕する

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──中古W205 C63Sのライトチューンが生む最強のコスパ──

メルセデスAMG C63S(W205)──それはAMGが生んだ4リッターV8ツインターボエンジンを搭載するモンスター。2016年登録、つまり現在では9年落ちの個体ですが、適切なメンテナンスと的を射たライトチューンを施せば、驚くべき性能を発揮します。
 
実際に私のC63S(ステーションワゴン仕様)は、いくつかの重要なポイントに手を入れることで、現代のスーパースポーツと同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを得ることができています。その鍵となるのが以下のパーツ群です。
 
 
■ ECUチューニング:Digital Speed Stage2 https://www.digitalspeed.jp/overview/mb/amg_w205_c63s_st2.html 純正からの出力は510PSですが、このECUチューンにより660PS/880Nmに向上。最高速は312km/hに達します。さらに、インタークーラーや吸排気系の最適化を加えることで、実効出力は約700PSに達し、最新のスーパーカーに匹敵します。
 
■ ダウンパイプ:MTC MOTORSPORT製 200セルスポーツ触媒+ヒートシールド https://mtcmotorsport.co.uk/products/mercedes-c63-c63s-downpipes-with-200-cell-hi-flow-sports-cats-heat-shield-14 純正よりも排気効率が向上し、ブーストの立ち上がりが鋭くなります。
 
■ エアクリーナー:Pipercross PP1956 パネルフィルター 
吸入効率を高めながら、メンテナンス性も高く、長期的な性能維持が可能です。
 
■ ブローオフバルブ:RENNtechアダプター for M178
過給圧の安定とターボ保護、さらには爽快なブローオフサウンドも楽しめます。
 
■ ヒートエクスチェンジャー:CSF製フロント大型+左右補助ラジエーター×2 
冷却性能が純正比で最大30%以上向上。水温上昇による出力低下やオーバーヒートのリスクを大幅に軽減し、街乗りから連続全開加速まで安心して楽しめます。なお、見た目ではほとんど判別できないため、まさに“羊の皮をかぶった狼”です。
 
 
■ サスペンション:AMG純正(S+モードは未使用) C63Sの純正サスペンションは非常に高性能。S+モードでは公道では硬すぎるため、スポーツモードが最適です。交換せずとも高速道路のギャップ吸収性や旋回時の安定性は十分で、チューニングせずとも「走りが決まる」足回りです。
 
■ ブレーキ:AMG純正 街乗りや高速道路での使用なら、ノーマルで必要十分。ローターやパッドの適切なメンテナンス(清掃・交換)で、今なお最新の高性能車に劣らない制動力を発揮します。
 
■ タイヤ:ミシュラン Pilot Super Sport このタイヤのグリップ性能があってこそ、700PSのパワーを余すことなく路面に伝えることができます。
 
 
■ メンテナンス性と日常性 ・ディーラー整備を継続中のため、車両コンディションは極めて安定 ・エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、プラグ、エアフィルターは定期交換を徹底 ・年式を感じさせないスムーズで力強い加速が持続
 
 
■ 見た目はC180──驚きの“羊の皮”戦略 AMGバッジを取り外し、C180のエンブレムを装着。車高もホイールもノーマルのまま。見た目は控えめ、だがその実力はスーパースポーツ。まさに敵を欺く戦略がここにあります。
 
 
まとめ: 9年落ちのC63Sがここまでのパフォーマンスを得られるという事実は、スーパースポーツへの“コスパ最強ルート”とも言えるでしょう。中古市場でも比較的安価で入手でき、維持性・実用性も抜群。
 
700馬力を日常的に楽しみ、現代のハイパフォーマンスEVと互角以上に渡り合える一台── それが、正しくチューニングされたW205 C63Sなのです。


参考:
C63S(700PS仕様) vs AUDI RS3(8Y型・400PS)
🆚 C63S(700PS仕様) vs AUDI RS3(8Y型・400PS)
🚀 加速性能(0-200km/h・100-200km/h)
項目
C63S(700PS仕様)
RS3(8Y型ノーマル)
0-100km/h
約3.4秒(推定)
約3.8秒(実測)
100-200km/h
約8.1秒
約10.8秒
トルク
880Nm
500Nm
→ 100-200km/hの伸びではC63Sが圧倒的。RS3は途中で頭打ち感があるが、C63Sは5速でも加速が鋭い。
 
🏁 コーナリング性能
RS3はAWD(quattro)によるトラクション性能が強みだが…
C63SもAMGの電子制御デフとシャシーチューニングにより、FRとは思えない高い旋回性能を発揮。
特にフロント荷重のコントロール性・リアの立ち上がりトラクションではRS3と遜色なし。
 
✅ RS3と比較しての強み
直線番長ではなく、コーナリングもキレるV8ツインターボ

まとめるなら:
「かつての猛獣が牙を剥いた」
RS3が軽快な小型ハッチバックであるなら、C63Sは加速も旋回もこなす鉄拳をもったジェントルマン。
このパッケージが維持しやすい価格と整備性で手に入るのだから、もはや選ばない理由がない。
 

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