原子力発電所の設置を、交付金なしで行う事は出来るだろうか? そんな問いを投げかけたのは、京都大学大学院経済学研究科教授/大阪府市エネルギー戦略会議座長 植田和弘氏だ。 ここに税金が投入されようと、それは本来発電コストとして見るべきのものだ。 つまり、原子力発電単価は安くない。 化石燃料の産出国ではない、日本の魔法のエネルギーとなるはずの原子力は、魔法の効果以上の投資が必要なものであった。 一方デンマークでは、農地の一部に風力を導入してきた。 出資者は農家だ。 出資しているからには、効率の良い物を作りたいと考える。 自分の敷地内だから、騒音の低下を考える。 効率化・低騒音etc.技術はどんどん進歩する。 そして、確実に動かし農家の副収入になるようにする。 地域に産業とエネルギーを作り、温暖化対策に貢献する。 これはかつて日本が行ってきた「建てる」ことへの補助金とは、全く違う発想だ。 (日本には動かない風力発電所が多すぎる) 植田教授のお話は、これまで僕の指摘してきた事と完全に一致し、大変勇気づけられた。 後は僕が経営者としての考えで動くかどうかだ。 そういえば、デンマークにも似た農地を持っていたな。。。